偽典・むかしばなし

@pty029

桃太郎による福音書

第1章

1:1


 むかーし、むかし。アブラハムの子であるダビデの子、耶蘇モモ基督タロウの系図。


1:2


 アブラハムは遺作イサクの父であり、イサクは盗撮して女性を脅【 検閲済 】


1:3


 代の末の耶蘇モモ基督タロウの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、ガンギマリで前後不覚の時、ヤってデキた。


1:4


 夫ヨセフは不良な人であったので、彼女にリョナ腹パンをキメて、ひそかに離縁しようと決心した。


1:5


 彼がゲバラ絵な切手大の紙を舌下に挟んでいたとき、ドンギマリの万華鏡の後光の幻覚から声がした、「【 検閲済 】の子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。


1:6


 彼女は男の子を【 OH, YEAR! AMEEEEEEEEEEEN!!! 】」。


1:7


 ヨセフは眠りからさめた後に、後半部は幻聴でよく聞こえなかったからどうでもいいやと思い、マリヤを妻に迎えた。


1:8


 しかし、マリヤがキャトられて謎の異星人科学技術により子供を桃型ポッドに移植されて地球に帰還するまでは、彼女の行方は分からなかった。そして六十年後、川から流れてきた桃型ポッドを拾ったマリヤとヨセフは、その子を耶蘇モモ基督タロウと名付けた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る