Lv.6月
6月4日 市場へ行った
朝市的なところ。一つの場所にいろんな人が集まって、いろんな物が売られる。
古着や靴を雑多に売る人もいれば、イケてる緑色のハットを売る紳士がいたり、共産主義時代の軍用の道具や衣服、壊れているであろう楽器類、量り売りの果物・野菜、植えられるのを待っている苗、焼きたてのキュルトシ、大きなミティテイ(一個だけの場合はミチという。意味は小さい)、繊細な作りの美しいカーテン、伝統的なカーペット、使われた食器や鍋、牛につける大中小様々な大きさの鈴に、馬の道具。
馬の道具は主に、馬車と馬を繋げるハーネスト、鞍、鞭、蹄鉄、耳元に付ける赤い飾り(ぽんぽんのような見た目)があった。赤い飾りは他人にじぃっと見つめられたり、悪いことを言われると頭痛をするのを防ぐためだと言われている。なので至る所に赤い糸のブレスレットが売られているのも見かける。付けている人もよくいる。真偽はともあれ、赤い飾りを付けている馬はとても可愛い。記念日に行われるパレードでは、着飾った馬が行進をする。
ロマの女性たちもたくさんいた。華やかでカラフルなロングスカートを揺らす独特な歩き方が魅力的だった。暇そうにスマホを眺めてるお姉さんの頭に美しいスカーフが巻いていた。歩いている女性の長い髪は白い紐と共に三つ編みがされていた。古着を眺める女性の首元と耳には豪華な金の装飾品が煌めいていた。
最高に楽しかった。
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