ゲームクリアを目指して
紅蛇
Lv.4月
4月7日 《実績を解除しました》
各方面から定期的に届く「アンケート」に答える人っているのかな。微々たるポイントを貰えるとかなんとか書いてあるけど、いやそんなことに(別の無駄なことをするための)時間を割きたくないのだが。とか思いながら既読だけをし、記憶から消滅させる。
赤い通知の①が気に入らない。
それが②になるとなおのこと。
③は病的。
④は文字通り。
その⑤は無が残るのみ。
白馬の王子に来て欲しいとは思わない。
なんなら私が白馬に乗って王子を悪い魔法使いから救い出しにいきたい。その後は一緒にお城で各自好きなものを飲み食いして、音楽を聴いて、映画を観て、瞑想をして、馬鹿をして、笑い合って「またね」と言いたい。
舞踏会の馬鹿でかいドレスに憧れていたけど、王子様と結ばれることは別にって感じだった。でもそういうものを見続けると脳が「結ばれるもの」だって認識をしやがるから恥ずかしながら「いつか私にも」って思うようになっていた。(ちいさいころのおもひで)あほらし。
いつか私にも夢ができるだろうか。
「夢が必ず叶う」
どんな媒体のものでもそう言い切る奴らがいて、私は憎たらしい。夢を当たり前のように持てるやつらは当たり前のように叶えてしまう。
こっちは諦めと怠惰と空想力で生きてきたんだ。私の想像力舐めんな!
夜、眠る。
朝、目覚める。
不思議なことに、明日になっていた。
その現実を少しでも後回しにするために夜更かしをした。視力とビューティスリープと純粋さを犠牲にするも、得られるものはサブカルチャーを垣間見た実績のみ。
ちゃ〜ちゃら〜⭐︎実績を解除しました〜⭐︎
ゲームクリアの道のり遠き。
(我こそ受動的人間。)
(ちぇきらっ)
買い物上手になりたい。
いらん物を買う、とかではない。
欲しいものを効率よく買うスキル的がほしい。明らかに生きるための経験値が足りない。高校生の頃にけちけちしていたからかな。お金を使うのが怖い。怖いよ。
気が緩むと忘れちゃう。
力み過ぎても忘れちゃう。
焦り過ぎても忘れちゃう。
楽しすぎても忘れちゃう。
忘れちゃうことを忘れちゃう。
運動不足の改善ってどうやるんだろう。
せいかつしゅうかんびょう。
太ってるわけじゃないけど、誰かが「ダイエットしないと」って言ったり、メディアで綺麗な痩せた女性を見かけると、途端に自分の見た目が気になってしまう。太ももが巨大に見えていく。腕も、お腹も、お尻も。
自分の正面から見る顔が好きじゃない。横顔も特に好きじゃない。斜めから見ても、後ろから見ても嫌になってしまう。
やがて自分という存在すらも否定してしまい、崩れ落ちる。自己肯定感、仕事しろ。向いて無さすぎるからジョブチェインジを推奨したい。
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