第2話 街に出てみた
今、街なかにいます。
宿に部屋をとりました。
今はあのステータス見れた日から1,2ヶ月くらいでしょうか?
長過ぎる夢に飽きてきてます。が、まぁ、、、、、リアル俺、病院で寝たきりとかじゃね?、親心配してね?
でもしかたないね? おきないんだもの、みつお。
あの翌日、狼のリーダー?が俺んち来て、クーンとか泣きやがるの。で伏せて言ったら、ごろんって、腹見せるの。こっちの伏せってこうなの?ちげーよ!!
「服従?」
思わず問うと、
(うん、そうそう)
と、脳内になんか響き渡る。
あ、って思ってスキルみると、
異種間コミュニケーション
って追加きたーw。
あれ?
「なんでいきなり服従?俺を食うつもりだったんじゃねーの?」
(つよすぎ、食えない。仲間倒れた。助けて。)
あ、威圧で逃げたんじゃなくって、気絶したんだ?
で、行って、水ぶっかけて起こした。みな尻尾をまたに挟んで伏せた。
で、
「犬飼いたいって思ってたけど、これほど多くは無理だ。リーダー、おまえだけな?」
(・・・・従います。)
って言ってから、なんか仲間内でわんわん言ってた。サブリーダーをリーダーにしたみたい?
犬には
「おまえの名前決めなきゃな!・・・俺が与助なので、おまえは与太郎な?」
超がっかり顔になったのがよーくわかった。が、少しむかっと来たので変更しなかった。
でも俺がその狼を与太郎と最初に呼んだ時、奴が一瞬輝いて、全身白の狼になった。大きさ変わらず。
ネームド?ってやつ??知らんけど?
俺のMPは?少なくなったかな?って見てみたら、”中”のまま。大雑把だな!!
で、ここいらのことを与太郎に聞くと、人間の街があるという。北西に行くと2日くらいのとこにあるとのこと。狼距離で。
(主様なら私達より速いので・・)とのことなので、与太郎と一緒に行くことにした。
街までの間に結構狩りをした。つか襲われて返り討ちにしただけだけど。
そういうの多くて何日もかかったけど、山盛りの獲物を蔓草でむすんででっかい玊みたいにして、最初は転がしてたけど面倒なんで担いで頭の上にのせて走った。
森には俺達が走ってきたあとがありありと・・だがっ!、
「うん、よい道ができてよかった」と思った。
森林破壊じゃないよ?自宅までの道を作ったの!!、と言い張ってみる。誰に言い訳してるんだろー。
で、街に近づくと与太郎が
(私はこのへんで)
とか言うので、
「おまえ、子犬くらいに成れるよな?」って威圧。
やったことないとか言うが、つべこべいわずやれっていい続けたら、疲れて眠たくなった頃にやっとできた。
話しができるんだ、その程度できて当然だろ?な?
一緒に街に入って、
つか、入る時に衛兵が、
「どーやってくぐるんだよ、、・・・しかたねーな大門あけてやる」
と、徒歩の人とか乗馬の人とか荷馬車くらいの通用門では俺の獲物玉が通らないので、領主や軍が出動するときに開ける大門を開けてくれた。
身分証無いので獲物一つで1回ぽっきりの通行証をくれた。
冒険者ギルドで冒険者登録すれば身分証くれるという。獲物も買ってくれると言う。
というか冒険者登録してないと言ったらなぜか呆れていた。
「ほう、ここが、ギルド、か・・」
感慨深い。産まれてはじめてである!この世界で産まれてないけどね!
でも、ギルドの建物は、、、うん、建物としてはでかいけど、獲物玉にとっては小さいんで無理だよな?
と、
道端にドスンって置いて、ギルドに入る。道が8割方塞がっちゃったけど仕方ないよねー?
で、
皆親切に俺を避けてくれたので、混んでいるギルドにおまえも入りやすかったし、中でも俺の前からみな避けてくれて、なんかすんなり受付に。
「登録と買い取りお願いします」俺
「はい・・・、登録には銀貨1枚かかります。」受付のねーちゃん。
「獲物買い取ってもらったあと、そこから引いてくれない?」
「獲物、見せてもらっていいですか?」
「ここに入り切らないんで、外の道端においてます」
???受付嬢
「見に行きましょう、一緒に」受付
一緒に外に出・・
意味不明ものを見ると、人はこういう表情になるんだ?
ってはじめて知った俺。
「えっと、これが獲物ですけど、買い取ってもらえるんですか?」
少し不安になったんで思わず訊く。
「はっつ!!!!、ま、まぁ、詳しいことは買い取り係の者が判断しますが、大丈夫でしょう、けど、
・・・どーやって持ってきたの?あなた、、」受付
こうやって、
と、
ひょい、とかついで、そんで頭の上によいしょっと載せ、そこで軽く反復横飛びしてみる。
おう、更に意味不明なものを見た場合、ひとの顔ってここまでになるものなのか・・・とはじめて知った俺。
あ、と気付いた顔になった受付嬢、ばばばば!と中に走り込み、「買い取り係全員外に手助けねがいまぁああああすっつ!!!すぐっつ!!」とどなりまくっていた。
あ、と俺が気づくと通りは大渋滞になっていた。主に馬車。人は通ることできるからね。
この街、結構往来激しいほど人口あるんだねー。
小一時間後、受付も終了し、買い取りも査定終わって金もらって、犬wも実は魔獣の一種らしかったので登録してもらって、全てが済んでから、
ギルドマスターの部屋で更に小一時間いろいろ・・・結局説教じみた感じだった?
「仕方がないけどね、あれっだけの獲物は持ち込めなかったし、通り以外に置く場所無かったし?、けどね、も少し小分けで・・」
とか、
「今まで何してたの?え?田舎者?森の中?え?アノ森?人家なんか聞いたこと無いけど?ほんとぉ?」
とか、
「魔獣、テイムできたの?テイマー登録してよ。必要な時に依頼するからさ。え?テイムではない?勝手に服従してきた?は?」
とか、
「強さが強になってるけど、どこでそこまで経験値上げられたの?え?反復横飛びしかしていない?なにそれ?なんか特別な訓練なんだろ?」(登録時に強さを聞かれる。俺のステータス、HPが強になっていた。)
とか、
獲物の傷は狼の牙の跡しか無い、牙の傷があるものも少数のみ、他は傷なし。ということが査定から上がってきたのを見て、
「どうやったの?へ?威圧?威圧のみ?え?最大かけてみましたぁ?えええ?聞いたことね−よ?、まぁいいたくないんなら仕方がないよな、秘密とかはつえー奴やつには一つ2つはあってあたりまえだし?」
とか言ってて信じてくんねーし?
なんか、俺が訊きたいこと訊いてみても、HPとかMPとか知らないみたいだし、スキルとかも知らんみたいだし。
「得意な魔法」とか「身体の強さ」とかがざっとした基準みたいな様子。
この夢、俺の夢?俺って、ここまで大雑だった?・・・うん、否めない、、、、仕方ないか?うん、あきらめよー、目が冷めたらゲームにハマるほうがいいね。
で、帰りに通りの店を見て回って、市場にも行って、与太郎の餌を幾つか買って教えてもらった宿に行った。
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