第7話 2023年後半始動

 2023年前半は、とにかく病気に悩まされた半年でした。


 1月初旬。

 正月気分も抜けないうちに、800グラムもあったという超ド級の筋腫と、筋腫ができた臓器を全摘する手術を受けました。

 そして6月初旬にコロナに感染。

 6月は、ほとんど布団の上でした。


 私の根底では、いつも死への希求と生への執着が入り混じる。

 自殺願望から抜け出せないのに、体は回復しようとし続ける。傷はふさがり、痛みも日に日に和らぐ自分に、いくら矛盾を感じても。

 人間は、欲求だけでは死ねない造りになっている。

 諦めて、それを受け入れて、どうせ生きるしかないんだったら小説を書くなんて面倒くさいことや、無意味なことをたくさんやろう。


 それが抱負です。


 コロナは後遺症が残っています。

 ……っていうか、まだ治ってないんじゃないかと思うぐらいです。

 ケフケフという空咳が唐突に出て、げほーっという血が染みるような咳になる。

 あとは、息苦しくて息切れしやすい。

 肺が革袋になったみたいに堅い感じです。

 家中に掃除機をかけると、肩でゼイゼイ息をする。短距離走を走り切ったあとみたい。疲労感もすごいです。


 でも、疲労感は単に自分がなまけているだけのようで、横になって休むことに対して罪悪感マシマシです。

 ですが、頭で判断したりせず、体がそうしたがっていることに、忠実になるようにしています。

 横になりたいのなら、五分でも何時間でも静養することを自分に許しています。

 

 少し前から、現在の第五類を第九に引き上げようとかいう勢いで感染者が増えてきているそうですね。

 五類の時は五日間だけ自宅療養すれば、後は野放しだったのに。

 いきなり第九派の到来ですか?

 ゴールデンウィークでの行動制限解除のツケが回っているのでは? 私は間近に迫った夏休みが恐怖です。


 健康第一。

 コロナで扁桃腺が腫れあがり、絶食状態が続いたため、少しスリムになりました。

 それがコロナと戦ったご褒美かな。



 

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