親友の幼馴染
しけの
第1話 親友に呼ばれた日
7月8日 土曜日 18時30分
親友の家に入るとそこには倒れた1人の女性と真っ赤に染まっている刃物を持っている俺の親友がいた。
「なあ、るい俺やっちまったよ」
そう言いながらゆっくりこっちに近づいてくる親友刺されるかもそう思い逃げようとするが恐怖でうまく足が動かない。やばいそう思った時には俺の腹に刃物が刺されていた。熱い。痛い。痛みに耐えれず倒れ込むと親友が言う。
「悪いな俺は捕まりたくないんだよだから証人は消えてもらわないとな」
そんな事を言っている親友の声を最後に俺は目をゆっくり閉まっていくのだった。
「あれ、俺死んだはずじゃ......」
俺は確か土曜日に親友の後藤 透(ごとう とおる)の家に着き勝手に入っていいと言っていたので入るとそこにはおそらく透があの倒れていた女性を刺し殺した。そしてその後俺も.....
なのに俺は生きている腹に傷も無くなっているどう言う事なんだ?
そう思いながら携帯を見ると7月7日金曜日と表示されている。
「7日?!確かあの日は8日の土曜日だったはずだったのに」
どういうことだ?少し考えていたら母さんの『遅刻するわよ』と声が聞こえてきて急いで用意をしてリビングに向かい朝食を食べる。
「行ってきます!」
そう言って家をでる。
学校へ着き教室に入ると少し遅めに入ったせいか教室は少し騒がしい。そんな中こちらを見てよお!と言ってくるやつがいた。
あの日俺を殺した親友の透だ。
「るい遅かったな寝坊か?」
「お、おうまあそ、そんなとこだよ」
透と話す時あの日の事を思い出して少し動揺してしまう。その会話をした後すぐに担任の先生が教室えと入ってきて騒がしかった教室には静かな時が流れた。
「じゃあ出席取るぞー」
「「「「はーい」」」」
その後は特に何事もなくいつもの時間が過ぎる。
午前中の授業が終わり昼休みになる透に食べようぜと話しかけられた。
断ったら変に思われるかなと思いおうと言って一緒に食べ始める。
「そういえば明日幼馴染と久しぶりに遊ぶんだな」
その言葉を聞き心臓が少し速くなる。落ち着けゆっくりいつも通り答えろ。そう自分に暗示して口を開く。
「そうなんだ幼馴染って女の子?」
よし!いつも通りのはずだ!人生で一番緊張した瞬間かもしれない。
「そうだけどるいも来るか?」
7月8日は用事があり遅れてしまっただからそれを速く切り上げて透の家に迎えば助かるのか?
「いいのか?」
「おう来い来い」
「じゃあ行くよ家の用事で夕方ぐらいになるけどいいか?」
「いいけど用事って家の居酒屋の手伝いか?」
「そうそう」
前の8日は18時30分に家に入ったらあの状況だったなら17時なら余裕で間に合うだろうか。
そんなこんなしてる間に昼休みは終わってしまい午後の授業が始まる。
午後の授業が終わり帰る準備をして教室をでる。帰る時は透が部活のため基本1人だ。
家に着くと透からライムが来ていた『明日用事終わったら家勝手に入ってきて良いからな』との事だった流れは前と基本同じだ。母さんに頼んで速く切り上げれるよう頼もう。
「母さん明日手伝い17時前に切り上げてもいい?」
「あら、いいけど彼女でもできた?」
「違うよ友達の家いくだけ」
「面白くないわね」
そんな会話をしているが了承はもらえた明日をハッピーエンドで終わらせる。
そうベットで決意して眠りにつく。
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最後まで読んで頂きありがとうございます!
思いつきで書いているので変な所があったらすると思いますがよろしくお願いします!
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