いつも僕の試合を応援してくれる日陰の君へ
「いつも陰ながら応援しています」
下駄箱に綺麗な字の手紙が入っていた。可愛らしいシール付きだ。恐らく女の子からだろう。宛名は無いが、僕は手紙の送り主に心当たりがある。
ハーフタイムに僕はその子に駆け寄った。
「手紙をくれたのは、君だろう?」
木漏れ日に照らされた彼女の笑顔に胸が高鳴った。
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