波風に愛を乗せて
「お前には海が似合うな」
俺よりも背の低い頭を優しく撫でる。
「綺麗ってこった。俺じゃ不満か?」
「光栄ですよ。でもあなたから見て10歳下なんて子どもでしょう?」
「俺はお前にだけはいつでも本気だ」
「はいはい」
よし、大人びた君の喜ぶ顔が見れた。
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