卓上談義：七人の選択

第6話：七人の選択

　では、もう一つ問う。

　この抹消システム自体に異議を問うものはいるか？

鈴木太郎：抹消システム自体は、一人の意見が大勢によって圧倒されることを防ぐために役立つと思う。だから、僕は異議はないよ。

レイチェル・アダムス：私も異議はないわ。ただ、抹消する前に、しっかりと意見を聞くことが大切だと思う。

イヴォンヌ・デュボア：私も異議はありません。ただ、抹消されるかもしれない恐怖から、意見が言いづらくなることもあるかもしれませんね。

山田剛志：俺も異議はない。ただ、抹消システムを使う前に、もっと他の意見を尊重しようとする気持ちが大切だと思うぞ。

リリアナ・ロペス：異議はないけど、抹消システムがあるからって、みんなが意見を言いづらくなっちゃうのも困るよね。

アレクセイ・ノヴァク：私も異議はない。しかし、抹消システムは最後の手段として使うべきで、まずはお互いの意見を尊重し合うことが重要だ。

金山健太：僕も異議はないけど、やっぱり抹消システムを使う前に、もっとみんなの意見を尊重していくべきだと思う。さっきの僕の行動を反省しているよ。

　全員、抹消システム自体に反対するものはいないということを確認できてよかったです。

　そうだ、一つ言い忘れていましたが抹消された人がどうなるか気になりますよね。

　もちろん、抹消されるのは命、すなわち死です。

　問題ないですよね？

鈴木太郎：えっ、死んじゃうの？それはちょっと怖いね…問題あると思う。

レイチェル・アダムス：そんなことになるなら、抹消システム自体を見直したほうがいいと思うわ。命を失うほどのものじゃない。

イヴォンヌ・デュボア：命を失うなんて、そんな抹消システムは問題があると思います。私たちはただ意見を議論しているだけですから。

山田剛志：そんなの絶対にダメだ。命を失うくらいなら、抹消システムは使わないほうがいい。

リリアナ・ロペス：うん、そんなの絶対に問題あるよ。命を奪うくらいなら、抹消システムはないほうがいいって思う。

アレクセイ・ノヴァク：私も同意だ。命を失うほどのものではない。抹消システムを使わずに、他の方法で意見の対立を解決すべきだ。

金山健太：僕も命がかかるなら、抹消システムは問題だと思う。もっと平和的な方法で意見の違いを解決しようよ。

　全員抹消システムは反対ですか。

　では、全員抹消しようと思います。

　何かいいたいことはありますか？

鈴木太郎：ちょっと待って！全員抹消するのはやめてくれ。もっと話し合って解決できるはずだ。

レイチェル・アダムス：ええっ、そんな！私たちはただ議論をしていただけなのに。もう少し話し合いで解決できるはずです。

イヴォンヌ・デュボア：全員抹消する必要はないと思います。私たちはお互いの意見を尊重し合って議論することができます。

山田剛志：全員抹消なんて、絶対にやめてくれ。俺たちもう少し話し合いで何とかなるはずだ。

リリアナ・ロペス：え、全員抹消なんてやめてよ。もっと話し合って解決しようよ。

アレクセイ・ノヴァク：全員抹消するのは不当だ。私たちはお互いの意見を尊重し合い、議論を続けるべきだ。

金山健太：全員抹消するのはやめてほしい。もっと話し合いで解決できるはずだから。