アッチーケの生き方は格好良く見えることもあるけれど、本人にとってはつらいもの。
だからアッチーケは新たなアッチーケを生まないために、アッチーケと言わざるをえない。
それでも、（子狐のような境遇の子供にとっては特に）憧れの的になってしまう魅力を持つのがアッチーケで、
アッチーケのつらさは、アッチーケになってしまってからでなければ分からないものなんですね。

「俺はそう若くないのだ」のセリフを見た時点で、こういう結末を予感していましたが
あからさまなフラグが立っていても、やっぱり最後には心を揺さぶられちゃうところが（良い意味で）ずるいですねー。