番外編創作日記①
作り直したXの新垢で告知はしたんですけど、『平和の鐘』番外編を書こうと思いまして。
そもそも『平和の鐘』って、パラレルワールドの話なんですよ。最初こそぼかしてましたけど、途中から国名とか面倒くさくなって丸出しにしてますし。
続編が2055年あたりを設定しているんです。もう舞台装置みたいになっちゃったけど、サイバーパンク物でもあるので。
『平和の鐘』は舞台設定が1990年なんです。元々冷戦崩壊について触れたいと言うのがあって。そこにオウム真理教だったり、ブランチ・ダビディアン事件、オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件なんかを自分なりにアレンジして入れてますね。
(ブランチ・ダビディアン事件-カルト教団が女子供を実質人質にして立て籠もりを起こし、日本で言う消防署を省にしたいみたいな政府組織と銃撃戦になった事件)
(オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件-ダビディアン事件に憤った男が起こした単独……表面上はそうなっている事件。オウムを擁護する男が起こしたテロって考えると、かなりヤバめなのが伝わるでしょうか)
ラスト近くのクロエは、まんまナイラ証言のオマージュですしね(笑)
だから今、話の整理をしているんですけど……
番外編は、ショートストーリーなら書けそうだと思ったのもあるし、続編で話がいきなり65年も飛ぶの? もありました💦
私は世界情勢オタクでもあるんです。無限にデータを収集して、組み合わせては壊しの考え事をするのが好きなんですよ。
そして、かなりのリアリストでもあります。
2025年に台湾侵攻は起こるものとして、続編までの世界観を組み上げてしまいました。考え得る最悪のシナリオが続編の世界になります。まあ、パラレルワールドの話なので。
そこで、問題が。
プルト(死神)の存在なんです!!!彼の存在で、核は脅威とならない世界になっています。原子力がある意味、最も安全で安価な世界です。
現実の東側が核開発を止めない理由の一つに、天然資源の価値を維持したい思惑があるのではないかと思っています。
平和の鐘世界では、アンナが2006年に米帝の大統領となっています。彼女の性格だと、米帝のオイルは開放したでしょう。キングとフランツ叔父さんがブレーンでいますしね。
日本は恩恵を受けますが、東側は怒るでしょう。プルトの存在だけでも忌ま忌ましいのに、天然資源の価値が下がる。
そこにクッションとしているのが、ブラックダイアモンドこと人類の記憶メモリを瞳に宿したレイラとクロエなんですよね。
アンナ、レイラ、クロエはそれこそ陰謀論ディープステートを揶揄った、架空の組織のトップを務めてる訳ですから。
本編後、レイラはウクライナに、クロエは日本へ移住しています。立派に外交してますよ。
……ちょっと待って、どうやったら取り敢えず現在まで繋がるんだ?💦
レイラだけが複雑な立ち位置なんですけどね。彼女の国籍はソビエトです。架空の組織は、参加出来る国が決まっているので。
平和の鐘世界でも、ウクライナ侵攻は起きます。この辺りの民族問題まで解決出来る能力を、死神界はある理由があって有していません。
9.11は起きないんですけどね。運命コン参加作品に出てくるサレム家が新興財閥として、上手く立ち回り回避されました。サレム家は、この件をきっかけに勢力を増してゆきます。
現実世界と比べてみると、原子力カードのない平和の鐘世界は、戦局がもっと泥沼化していると思います。天然資源の供給を絞るなんて手も使えないですし。アンナが米帝のオイルを開放しましたから。
さて、どうしよう。
今日は頑張っていっぱい考えた。
ここまでにしよう!
頑張った、自分っっっ!
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