第7話
俺は、腕がパンパンで痛いので俺はキャンピングカーの中に入り寝ころんだ。
しかし、俺には疑問が沸いた。
たしか、「レイが族の料理を食べたことがある私の舌が唸りを上げています!!」と言っていたが、料理した食べ物を知っているのにそのまま食べようとしたんだ魚を。
謎だ...
もしかすると、料理した物はそこらへんで採れた物だと思っていたのではないか?それなら合点がいくぞ!?
俺が料理した魚を全て食べた、レイがキャンピングカーの中に入ってきた。
「なあ、レイ。」
「はい、マスターどうしたんですか?ゲフッ」
「レイは、料理が森などから出てくると思っているのではないかと思って」
「え?どうゆう事ですか?」
「いや、レイが生魚を何もせずに食べていたので、もしやとは思ったんだよ。いいか、レイよく聞きなさい。料理は人間が作った物なんだ。料理は、食材と食材を掛け合わせることによって美味しなり、それを料理と呼ぶんだ...だから、料理は森で採れるわけではないんだ!!」
俺は、少し憐れんだ目でレイを見ながら料理とは何か?料理はどこで手に入るものなのか教えてあげることにした。
すると、レイは怒った顔でこっちを見てきた。
「そ、それくらい知っていますよ!?私を何だと思っているんですか!?」
「大食いなアホな女騎士?」
俺は、思ったことをそのまま言った。
「マスター!!それは違いますよ!!何ですか、アホな女騎士って!!別に大食いな所は認めます。昔、王都のお店の在庫をか...モニョモニョ....」
「ん?」
「と、とにかく。私はアホな女騎士ではないんです。あれは、仕方なく私は生魚を丸かじりをしていただけなんです。」
「そうなの?」
俺はてっきり、アホなのかと思っていた。
だが、魚を生で食べる理由があったようだ。もしかしたら、この世界には刺身と言う文化が合って、そのまま丸かじりをして食べたとかではないのだろうか?それより、店の在庫をか?から聞き取れなかったが何を言いたかったのだろう?少し恥ずかしがっていたようだが....
「はい、私が丸かじりしていたのは早く食べたかったからです。」
「....」
「ね、ねえ。マスター黙らないでもらえますか?ちょ、冗談ですよ~マスター」
「だ、だよね~!!」
俺は驚いて言葉が出なかった。
俺が真顔で黙ったせいか、レイは、驚いた顔で弁明をした。どうやら、レイは冗談だったようで俺は安心した。
「実は、いつ敵に襲われてもいいように私は即栄養を摂取するために料理をせずに食べていたんです。」
「へえ~やっぱりいつ襲われるか分からない環境なんだ~...だけど、ゴブリンとあの大きなクマ以外見たことがないんだけど?」
「あ、マスター疑ってますね!?この状況が異常なんですよ?い・じょ・う!!」
「へ、へえ~」
レイは異常というが、本当にそうなのだろうかと俺は疑っているのがバレてしまい、異常と言う言葉を強調された。
「まだ、マスターは私の事をアホとか思ってませんか?」
「いや、まあ...思ってはいるがレイは俺より事の世界を良く知ってると思うし、別に...そんなこと思ってないよ。」
「本当かな~」
「本当だよ~」
と言う感じで、レイが生魚をそのまま食べる理由が分かった。
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