女騎士とキャンプピングカーで行く異世界放浪〜どうやら俺が乗っているキャンピングカーは無敵です。〜
暁 とと
第1話
俺は、キャンピングカーに乗ってキャンプ場にやって来た25歳男性の
そのIT企業がまじで、ブラック。
今年で、3年目だけど残業は当たり前、社畜のような生活を今も続けている。よく、今も続けられているなっと自分で思っている。
今日は、久しぶりに連休を取ることが出来たので、自然に包まれて癒されようと元々持っていた中古のキャンピングカーに乗ってキャンプでもしようと、事前にネット通販で買ってきたキャンプ道具セットを大量に買い込んで、やって来た。
今日俺が、宿泊するキャンプサイトにキャンピングカーを止めて外に出た。
「うう...まぶしい」
全く、建物から出ないインドアの俺には外の日差しはキツい。
しかし、森の中で鳥のさえずる声や風などの自然音を聞くとリラックスが出来る。
俺は、キャンプサイトに椅子を置き座りボーっと山の景色を眺めている。
俺は、体を休めるだけでなくデジタルデトックスをするために圏外のキャンプ場を選んできた。それに、休日でもお構いなしに仕事のメールを送ってくる上司からのメールなどを見ない為でもある。
俺は、仕事から完全に開放される為に色々準備をした。そのおかげで、完全に会社と俺を繋ぐ鎖のようなものが一時的にだが、つながりが切れて体が軽く解放されたような気分で気持ちがいい。
それに、俺に仕事を押しつけ定時で帰ろうとする俺の後輩であるあの佐々木と言う女や、休日お構いなくにメールを投げたりしてくるハゲている部長の顔などを浮かべて今頃大変なんだろうと、俺は顔をニヤつかせている。
このハゲたデブの部長は、佐々木の事が好きなようで、色々好かれるためにひいきをして好かれようとしているキモい上司である。周りの社員は俺を含めてあの二人を嫌っている。
ハゲの部長や佐々木がするはずの仕事が俺の方に回ってきたり、押つけたりしりと、性格はマジで相性の二人に挟まれている大変な俺だが、俺が休日でも仕事をしてくれると思っているハゲの上司は反応はなくてこまってんだろうな~
佐々木も、「はあ?今日は先輩が居ないの?マジありえん」とか言ってそうだな~前に俺が眼鏡壊れて昼から仕事行くことにしたら、「はあ?私の仕事をするサポート役なんだから何遅れてんだよ!!」とか俺はお前の説明書か思った。
あの、無能な二人は仕事が遅いしIT系の企業なのにパソコンを未だにうまく扱えていない。それに、俺の仕事の成果を横取りしたりと上の人たちは誤解している所もマジでウザイ。よくもまあ~この仕事を首にならずにやってこれてるよな~っと思いながら一人ビール片手に持ってくつろいでいると、いつの間に寝ていた。
目を覚ますと、空がオレンジになって夕方になっている。
スマホの画面を見てみると、5時30になっている。
俺は、さっそくキャンプで必要なものが何なのか分からないので、適当に買ってた焚き火台と薪などをキャンピングカーから取り出し、薪を割って早速焚き火をしてみた。
「あ~~~いいね~」
何故か火を見ると落ち着く。
しばらく、火を見続けていたが、お腹がさすがに空いたので網を引いて行く途中に見つけたスーパーで買ったお肉と貝を焼いたりと楽しんでいる。
流石に、使わなかったご飯や麺類などの物もあるがお腹一杯になりながら、空を見上げて、「あ~明後日から仕事嫌だな~」っと呟きながらしばらく星を見てキャンピングカーの中に入って寝た。
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