第35話《イギリスで着物》


 着物って特別!!ってお思いの方も多いかもしれせんが、私はちょっと長めに海外へ行く場合、必ず着物を持って行きます。一週間位だとデニム着物や袴を普段着として。数カ月位ならばポリの着物や小紋等。それ以上だと色無地や訪問着もプラスして。

「あほちゃうか」と言われてしまえば、そうなんですが・・・。一週間程度ならば、急にお呼ばれするパーティーなんてカジュアルなモノが殆どだし、観光で来てるんだからドレスなんて持って居なくて当たり前!でなんとか乗り切れるけれど、それ以上になると・・・お呼ばれしちゃって困る事もある。お財布に優しいプライマークのドレスでも十分OKなのだけど、プライマークのドレスじゃぁちょっと・・・って場所もある訳で・・・。

そんな時にどこでも役立つのが着物。着るのが大変!ってなるかと思いますが、覚えてしまえば簡単だと、幼少期より着物な私はそう思う。毎回ドレスを買うよりお金がかからないし、流行も無いし体系だって多少変わった位じゃぁ問題無い。年齢だって問題無い。

その上、海外だと着物でパーティーに出席すると喜ばれる事多し!

ロンドンに着物サロンがオープンしたり、閉店したり、オープンしたり、まぁなんやかんやと着物が進出している訳ですよ。欧米ではガウンの様に羽織ったりして活用する方の方が多いみたいですが、最近ではYouTube等で着物の着方を覚えて着て下さっている方もいらっしゃる。実際に海外の着物好きな方と繋がっていたりします。彼女たちの着物の先生もYouTubeだったそうです。

昔、ロンドン着物クラブだったかな?そんな感じの集まりに参加させて頂いたり、ロンドン市内でアンティークの着物展示をされた方のお手伝い(手伝ったとも言えないけど)をさせて頂いたり、日本に帰るときにはリサイクルで買った千円程度の物ばかりだったのんですが、当時のイギリスではなかなか手に入らないのであれやこれやとお分けして帰って来たのが思い出です。


私は着物が好きで、海外でもカジュアル着物を着てウロウロしておりますが、洋服となんら変わらない動きで、なんら変わらない行動が出来ると信じています。

着物は肌の露出を禁じられている女性にも臆することなく着て頂ける。ヒジャブをしてしまえば、露出は手首だけになり、世界の方々に楽しんで頂けのがとても嬉しい。実際に体験してもらったり、彼女達が日本に来てレンタル着物を楽しんでくれたりもしていて、そういった面からも着物は世界で通用するお洒落アイテムだと確信しております。

着物でイギリス、結構楽しいですよ。素敵な叔父様にお声かけしていただけたり、観光から結婚式まで着物でOK、クルージングにも最適。ついでに、乗馬する時は馬乗り袴なら平気です。問題無くあたしゃ乗るよ。

あぁでも・・・三万歩を越えて歩いた日だけは足が攣りました。これは着物だったからか、歩きすぎだからなのかは不明です。

長期旅行には是非お着物を!!

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