『次元の魔女』

『原初の女神』の一柱ひとりから分かたれた“10”もの存在性、役割と特質性は以下の通り



【崩壊】ベアトリクス―――この『次元の魔女』達のは“中核”を担っている存在、この10人中最も魔力を保有していて且つ強力、ゆえに一歩間違えば憂慮すべき事態に(いつでも)なっていた、ただそうならなかったのはひとえに別の次元世界せかいに於いてある人物と“運命の友人”の契りを交わした事にもある



【干渉】―――あらゆる“事象”“事物じぶつ”に『干渉』『介入』でき、そこから改変させてしまえる権能チカラを持ち合わせる、魔法や魔術、魔導の術式にも割り込み無効化させる事などお手のもの、ただ自身の気に入らない事象・事物じぶつあたった際(※これは例えば政策など)自身の都合のいいように改変させてしまった事が発覚し、それで方々から目を付けられてしまっている



【怪復】―――瀕死の重傷、重体ですら元通りの状態にまで『回復』させてしまえる程の権能チカラを有している、ただ…それは負傷していた場合に限られた話である 

よく勘違いされがちなのは無傷の状態で回復魔法をかけた場合『なにもおこらなかった』のではなく、魔法での『回復』は対象となる存在の回復に依存しているのであり、何も魔法が『回復』をしているわけではない、つまり何が言いたいのかと言うと…『回復』の余地がない健康体に(敢えて)回復魔法をかけてしまうと、回復魔法をてた部分から破綻を生じさせてしまう事にもなり得ると言う事、それ有機物だけならまだしも無機物にもそうしてしまったものだから彼女の行く処腐肉や瓦礫の山となった次第のようである。





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