第4話 スキル発動
ハウスボトルとは、店が用意している飲み放題の酒の事で、セット料金に含まれる。店にもよるが、焼酎やウィスキー、中にはブランデー等をハウスにしている店もあり、何をハウスにしているかで店のランクを知ることが出来る。セット料金は1時間や2時間と時間制を設けているお店もあるし、無制限のお店も存在する。
「何か扱い酷くない? 折角来てあげたんだよ?」
五月蠅い黙れ下級モンスター。貴様はこれからの私の踏み台でしかないのだよ。スライム沢山狩りまくってレべ上げするんだから。さっきからドレスの胸元から溢れる双丘に目が泳いでる此奴に
「チカってさぁ、おっ、おっぱいびっくりするほど大きくないけど形は凄くいやらしいよネ」
絶妙なタイミングでスライムが汚い
「何かね最近、痛いくらい張っちゃって先っぽが凄く疼くの。吸ってみる? 」
スライムが真っ赤に染まりボンッと頭から煙を出して眼鏡がずれた。成功の様だ、会心の一撃がどうやら股間に響いたらしい。此奴を傀儡にしてダンジョン踏破を目指そうでは無いか……
「ねえ、私今、チカじゃなくて源氏名「いちか」だからね? きちんと呼んでくれなきゃイヤよ? ほら、いちかって呼んでみて」
腕を組んでおっぱいを擦り付けてみる……
「は、はぃ…… いちかちゃん…… 」
一匹討伐完了。
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