作品追加! とタイトルについて雑談
最近なんだか涼しい期間が続いているように感じます。
季節も間もなく初夏に入ろうというところ、まさしく「春にさよなら」の季節でございますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。ご自愛を。
本企画も残すところ五日となりました。
募集期間は四月末日で打ち切らせて頂く予定ですが、その後もおまけ的に本エッセイは更新するかも知れません。レビューや総評など。
また現在執筆中で、「まにあわないよー」という方はコメントなどで連絡頂ければ延長も検討しますので、お気軽にお願いいたします。
さて、作品が追加されましたのでご紹介いたします。
■ えーきち 様
https://kakuyomu.jp/works/16817330656276495955
■ まんごーぷりん(旧:まご) 様
https://kakuyomu.jp/works/16817330650808411932
■ 奈月沙耶 様
https://kakuyomu.jp/works/16817330656181377540
ご参加ありがとうございます!
まんごーぷりん(旧:まご)様は初参戦、えーきち様と奈月沙耶様はなんと皆勤賞です。
応援ありがとうございます。恐縮です。
えーきち様は気持ちよいスマッシュヒットを決めてくださいます。
奈月沙耶様は自主企画に精力的に取り組んでいらっしゃいます。
ご興味の方は、ぜひに。
【小説タイトルについて勝手に語る】
シリーズ7目となりました「筆致は物語を超えるか」。
ここでまったく需要がないであろう、「作品タイトルを決定するにあたって何を意識しているか」を語っていこうと思います。
さて作品タイトルですが、なんでもいいよね、という訳にはいきません。
参加者に執筆をお願いする以上、作品タイトルには私になりに気を使うところだったりします。やはり作者様のイメージを壊すようなことはできないし、キャラクターを主張する作品名は憚られるなぁと。
例えば、
東野圭吾先生:「文豪がVtuber転生したら言論統制で現実世界を無双した件」
村上春樹先生:「ドM覚醒ボッチ俺、担当編集の毒舌で飯がうまいww」
なんて書籍を出した日には、世間は荒れてしまうでしょうからね。また作者の人格についても言及する者もでてくるでしょう。
(ネタであって批難の意思は全くないのであしからず。両名とも超尊敬しております)
そんな訳でして、作品のタイトルは「それなりの存在感」がありつつも、どちらかというと目立たないほうで、「激しい主張はしない」感じで、しかし「磨けば光るかも知れない」くらいの資質を持たせてあげたいと思っています。
そこで、いろいろ考えた結果、タイトルには以下のようなルールを用いることにしました。
ルール①:漂うB級邦画感
ルール②:「てにおは」を意識的にずらす
ルール③:日本語がおかしいのは気にしない
このルールを前提に、過去のタイトルを振り返ってみたいと思います。
シーズン1:明日の黒板
シーズン2:海が太陽のきらり
シーズン3:葉桜の君に
シーズン4:雪を溶く熱
シーズン5:空に走る
シーズン6:初夏色ブルーノート
シーズン7:春にさよなら
こうしてみると、いかがでしょうか、漂うB級邦画感!
意味深な表情で向かい合う男女の写真に、白抜きでタイトルを差し込めばほら、まさに放映館数の少ない映画ポスターのできあがりです。きっと恋愛とか不倫とかそういうものが詰め込まれた映画なのでしょう。何を言ってるんでしょう。
割と気に入っているのが、第二シーズンの「海が太陽のきらり」です。てにおはの調整によってもはや意味不明の領域に至っているのですが、しかしあらすじを読むと、「うん、まぁ、わかんなくはないかな?」くらいには見える不思議感です。文法正して「海は太陽のきらり」にしても際どいですが。
ただこのタイトルは、先ほど言ったB級邦画オーラを強烈に放っていると思っていて、明るい話でも、際どい愛憎劇でも成立するバランス感はあるよな、と自画自賛してみたり。
昨今、音読みと訓読みの混在は珍しくなくなっては来ていますが、音訓揃えたからってそれが自然な感性かと言われるとまたそれも違ったりします。
①
②
③
④
この中だと③が普通の感性なのかと思います。
特に末尾に「色」と「剣」が来る時はあいまいになりがちなのかなって思っていて、
・
・雷鳴の
・雷鳴の
剣の名前が「草薙」だったりするともう訳わかりません。
まぁ日本人は漢字と英語をまぜて使う稀有な文化なので、致し方ないでしょう。ここは伝わればOK精神が必要なんでしょうね。
最初の名詞の次にくる助詞としては、「の」「に」「を」「が」を使っていますので、もし次があるのであれば「~へ」「~は」あたりをうまく使っていきたいですね。
そんな訳で雑談でございました。
次回はレビューか、あるいはあらすじについて少し語らせていただくかも知れません。
それでは、また。
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