番外編11 「仮面ライダー」をテーマに、連続殺人事件ミステリー短編小説を書いてみて?

「仮面ライダー・ミステリー殺人事件」


 ある日、仮面ライダーが次々と変身して殺される事件が発生しました。

 警察は、犯人が刃物を持っていることから、単純な凶悪犯の仕業と断定しましたが、主人公・高山(たかやま)は、事件の背後に隠された謎を感じていました。


 高山は、仮面ライダーの中でも特に人気のある「仮面ライダーW」に興味を抱き、取材を開始しました。

 仮面ライダーWは、二人のライダーが一体化した姿で、二人合わせた力を持つといわれていました。


 高山は、仮面ライダーWの元となる二人の人物(菊地と望月)に接触し、調査を進めていくうちに、事件の疑いが菊地に向かっていることを知りました。


 菊地は、事件と同じタイミングで、仮面ライダーWに変身し、見事に事件を解決したことから、マスコミの注目を集めていました。

 しかし、高山は彼が事件の真犯人ではないかと疑い、望月に訴えました。


 望月は、高山の訴えを受け、自らも疑惑を持ち始めます。

 調べを進めるうちに、望月が薬を盛ったり、菊地のアルバイト先の金庫から金を盗んだことが発覚したことで、望月と菊地の関係が悪化していきました。


 ある日、望月が菊地の自宅にやってきて、二人は言い争いを始めます。

 その中で、望月が過去に殺人事件を起こしていたことが暴露され、ついに真相が明らかになりました。


 望月は、仮面ライダーに憧れを持つあまり、自分が仮面ライダーになることで、自尊心を保つことを目論んでいたのでした。

 彼は、仮面ライダーWに変身して、自分を殺したいと思っていた菊地を殺してしまったのです。


 結末において、望月は警察に逮捕され、高山によって事件の真相が暴かれました。

 仮面ライダーファンであった望月が、憧れの象徴である仮面ライダーによって犯罪に手を染めたことが、残念でなりませんでした。


【特別指定したわけではないのに、wが設定込みで出てきたのは驚きましたが名前が違うので、ディケイド的なパラレルワールドと思えばこれ凄くアリじゃないかと思えてきましたね(笑)】

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