女の子になったオタクは、今までと反応が違い過ぎて困ってます!

ケモナー分身体

第1話 女の子になってる!

僕こと、俺は女の子になりました。

感想。どうしてこうなったぁぁぁッ!


………昨日………


僕もしくは俺はただの一般人だ。簡単に言うと、ゲームのモブ。キング・オブ・モブ。モブはモブらしく生きている。

俺は世の中から俗に言われる、オタクという生き物だ。僕にだって友達はいる。ロリコンとゲーム廃人と変態と変人が。類は友を呼ぶとは、まさにこのことだ。

こんな僕だが、趣味がある。そう、ゲームだ。オタクだから当たり前?知らんな。

今日はたまたま俺は職場から帰るときに、ロリコンが帰り道にいた。


「お〜い。どうした?いつもみたいに、元気がないぞ?」


『ハハッ、死にたい。』


「本当にどうした?警察にでも捕まったか?」


『ハハッ、俺のスマホとゲームのデータ全部消えた。』


「どうしてそうなった!?」


『家に空き巣が入ってきて、全部取られた。ゲームもスマホもフィギュアもCDも金も!』


「どんまい。元気だせよ。今日は僕が夜ご飯を奢ってあげますから。」


『この状態で、さらに俺を突き落とす気か!不狂フキョウ!お前じゃなくて、優恵ユウネを出せ!ユウネを!』


「おぉ〜。怖い怖い。はいよ!」

「やあ、電架デンカ。今日はフキョウが主人格の日じゃなかったけ?」


『俺が変われって言ったんだよ!アイツのことは信用してないから!』


「一応もう一人の俺なんだから、信用してやれよ。」


『お前は信用できるが、アイツは駄目だ。壊れてる。』


「まぁまぁ、今日は俺が夜ご飯奢ってやるから。」


『あぁ、そうするよ。』


俺とデンカは一緒に夜ご飯を食べてから別れた。


………今日………


朝起きて、気が付いた。手が少し小さい。思わず、えっ?と、言う声が漏れた。声が高い。急いでベットから降りる。洗面所に行き、鏡を見た。そこにはおっさんではなく、女の子が立っていた。

そして、今に至る。


「なんで、女の子になってんだよぉぉぉッ!」


えっ?ちょっと、どういうこと?混乱しすぎて動けない。


………3分後………


「はぁ〜。俺、女の子になってる。声、高ッ!手、小ッ!髪、長ッ!」


俺はとりあえず、会社を休むことにした。次にデンカに電話した。


『もしもし?』


「えっ?声、高ッ!」


『そういうお前も。』


「まさか、お前も?」


『お前もか?』


「いっせ〜のぉ〜で!」


「『女の子になってる!?』」


『お前もか。俺も朝起きたら、女の子になってたんだよ!』


「とりあえず、一回会おう!」


『そうだな。昨日のお店で9時集合な!』


「あぁ、わかった。」


俺は電話を切り、急いで着替えようとした。

気づいた。FU・KU・GA・NA・I服がない

俺はブカブカのニートパーカーを着て服屋に行った。


………20分後………


俺は服を買えたので服屋を出て、急いで昨日のお店に行った。


『!!』

『ユウネだよな?』


「そうだ!俺がユウネだ。お前は、デンカだよな?」


『そう、俺がデンカだ!』


俺達は3秒間止まった。その後、


「『えぇ〜ッ!』」


「お前、美少女になってるぞ!」


『お前も、なってるぞ!』


「俺?いや、私は夢でも見ているの?」


『悲しいことに現実だ。』


「Oh…。もう私、帰る。」


『まて、俺もついてく!』


私達は、私の家に帰った。


『まずは、どうしてこうなったかだな。』


「私は思い当たる節がありません!」


『俺もだ。次に、仲間を探そう。インターネットの掲示板を作るぞ!』


「はい!」


私達は掲示板を作った。その名も、【いきなり、女の子になった人達の女子会。】だ。以外にも、すぐに掲示板に一見の書き込みが。


〘私、3日前に朝起きると女の子になっていたんですよ。私とあなた達、似てますよね?会ってみたいんですけど、いいですか?場所は後楽園とか、どうですか?〙


「書き込みありがとうございます。後楽園ですね。2時に後楽園で、会いましょう。」


〘はい!〙


私達は遅めの朝ごはんを食べてから、車で後楽園に向かうのだった。

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