クトゥルフ神話を愛するスティーブン・キングへの愛を暑苦しく叫びたい

『キャリー』大ヒットの影で。

スティーブン・キングのデビュー作であり

1976年に巨匠ブライアン・デ・パルマにより映画化。

世界的大ヒットとなった『キャリー』

映画は1977年に

アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。

現在まで名作映画の１本として名を連ねている。

以来、スティーブン・キングは

常に作家としてベストセラーを生み出し続けている。

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『気弱・内気・冴えない容姿』であり、

クラスメイトたちからいじめられていたキャリー。

これ、実は

学生時代のスティーブン・キングそのものだった。

作中、主人公をいじめていた同級生の名前。

実際にスティーブン・キングをいじめていた

同級生たちの名前をそのまま使用。

クライマックスでは、そのいじめっ子たちを

惨たらしく虐殺している。

虐められた当時の鬱憤や屈辱を

小説という形で表現したスティーブン・キング。

仕返し方法としては、随分優しい。

ただ、その後

映画の大ヒットに伴い、

同級生に知られるところとなる。

実名の無断使用として訴えられ、

全員に多額の慰謝料を支払う事となった。

この辺りは

訴訟大国アメリカ。

なんという理不尽。

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今のスティーブン・キング相手に

理不尽なケンカを売ろうものなら、

熱狂的なファンが

作中のエピソードに擬えて

相手の処に

斧を振りかざしに行くかもしれない。