1991年、キャッスルロック
1991年。
キャッスルロックの町では
本当に色々な事が起こった年だった。
-
-----------------------------------------------
「ニードフルシングス」
キャッスルロックの町が最期を迎える。
消えた謎の男は「まだ来る」と言い残す。
------------------------------------------------
「ダーク・ハーフ」
小説家がもうひとつのペンネーム・スタークを葬り去った。
------------------------------------------------
「黙秘」
皆既日食の年だったことを思い出す。
殺人容疑で逮捕された母ドロレス。
知らせを受けたNYの女性記者セリーナ。
メイン州の小島へ帰郷。
ドロレスがメイドとして働いていた邸宅の女主人ヴェラが死亡。
18年前に、父の事故死についてドロレスは取り調べを受けていた。
母はヴェラを殺したか。
父の死は本当に事故か。
セリーナは疑惑のまま、母親と再会する。
「今年も皆既日食が起きるな」
刑事は呟く。
父は1973年、日食の日に死んだ。
そして、今。
1991年の日食。
------------------------------------------------
ドラマ「キャッスルロック」
1991年、
少年失踪事件から事件は始まる。
町で過去に起こった
忌まわしい出来事を
「あの絞殺魔のことも…」と
『デッドゾーン』を回想し。
「線路脇で死体が見つかった年だ」と
『スタンド・バイ・ミー』の少年たちを語り。
27年間
齢をとらない青年は
ショーシャンク刑務所の地下牢にいた。
青年を外に出してはいけない。
------------------------------------------------
スティーブン・キングの作品には
チェスの駒が度々登場している。
1991年のキャッスルロックでは、
様々な住人の家に
チェスの駒が飾られていた。
チェスの駒といえば、
クリムゾンキング。
クリムゾンキングと呼ばれる
王の支配する闇の世界。
それらが、
こちらの世界に迫ってくる物語
「ダークタワー」
------------------------------------------------
宇宙とは多次元宇宙。
幾つもの世界が同時に存在している。
それぞれの独立した世界を
中心となって繋いでいるダークタワー。
侵入しようとする外敵から宇宙を守ってる。
闇の王クリムゾンキング。
こちらの世界へと配下を送り込み、
能力を持つ子供をさらっている。
シャイン、もしくは輝き。
そう呼ばれる能力。
その能力を利用すれば
ダークタワーを攻撃出来る。
ダークタワー幾多の攻撃にも
まだ倒れてはいなかった。
攻撃を受けるたび。
世界には小さな裂け目が出来る。
その裂け目からは
闇の住人が侵入して・・・
『中間世界』に存在するダークタワー。
現実世界の地図では
キャッスルロックの位置に建つ。
------------------------------------------------
中間世界の裂け目から
霧と共に
闇の世界が
キャッスルロックに広がったこともある。
中間世界にある
闇の遊園地には霧に満たされ。
裂け目からは
27年毎に
ピエロが顔を覗かせる。
------------------------------------------------
1991年は
キャッスルロックの「始まり」と
「終わり」の年となる。
『ニードフル・シングス』(Needful Things)
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330655304598410/episodes/16817330655319304767
『スティーブン・キングの世界から生み出された作家たち』
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330655304598410/episodes/16817330655319346720
『 Shin=シャイン』
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330655304598410/episodes/16817330655803132641
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます