モーガン・フリーマン:Morgan Freeman


唯一無二の存在となったモーガン・フリーマン。


映画について

造詣深い人はさておいて


一般の、

話題作を時折観る人などは

少なくとも

モーガン・フリーマンについて

『ショーシャンクの空に』のレッド役まで

その存在を知らなかった!


大半の人は そんな認識だろう。


それだけ『ショーシャンクの空に』は

印象的な映画であり、

劇中のモーガン・フリーマン=レッドは

なくてはならない人物だった。


1994年公開の『ショーシャンクの空に』に出演当時

既に50歳を超えていた。

この年齢まで確かに食えてはいたものの、

だったモーガン・フリーマン。


偉大な賢者は満を持してやってくる。


キャスティングや映画化の際

非常に厳しい意見も多いスティーブン・キングが

モーガン・フリーマンを絶賛した。


原作の中編小説

『刑務所のリタ・ヘイワーズ

  ;Rita Hayworth and Shawshank Redemption』


レッドは

アイルランド系の白人なのだ。


そこそこの映画の仕上がりであれば

たぶん猛烈にいつまでもブツブツと呟き続けたかも知れない。


実際に映像の中のモーガン・フリーマンを見て

誰が異議を唱えるだろう。


「レッドはモーガン・フリーマンしかいないよ」


人種じゃない!レッドを演じる役者だよ!

言い放ったプロデューサーもホンモノだった。



映画のモーガン・フリーマンがあまりにも

当たり前にレッドとしてそこにいた。

最初から彼のレッドが

原作通りだと思ってしまった。

あんなに何度も読んでいるのに!



2002年公開の

『ドリームキャッチャー:Dreamcatcher』でも

どうかすると、モーガン・フリーマン演ずる

アブラハム・カーティス大佐のブッ飛んだ存在感に

本編のストーリーを忘れそうになる始末。

モーガン・フリーマンに映画が半ば喰われていた!



モーガン・フリーマンの元には

新人や学生の書いた脚本が時折送られてくるそうだ。

もし内容が面白ければ

気さくに出演してくれることでもよく知られている。

こんな経緯で出演したであろう映画を何本か観たが

思ったよりも楽しめる作品に出会えたと思える。

モーガン・フリーマンの名前が無ければ

鑑賞することなく埋もれる佳作たち。

こんなことにも一躍買っている。


スティーブン・キングも学生を対象に

短編に関しては1ドルで映画化権が買えるそうだ。

これをきっかけにチャンスを手にした人も多い。


















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