古き良き異世界生活を!!!!!
夜のち晴れ
第1話 なんで異世界に!!!
君たちは異世界転生なるものを信じているだろうか。
異世界転生は、〇スラや、無〇転生のように一度死亡し、前世の記憶を持ち越したまま別の人物として転生すること。または「成長してから前世のことを思い出す」と言った違いも見られる。らしい。恐らくだが俺は後者に該当するのだろう。
アニメなのか、漫画なのか、映画なのか。媒体こそ何でもいいが誰しも一度は聞いたことのある言葉なのではないのだろうか。
まぁ、異世界転生が現実的なものであるかどうかについては、科学的には証明されていないし異世界転生について信じるかどうかは、個人の信念によるものと言えるだろう。まぁ、どっちが正しいってことはないからな。
かくいう俺も異世界転生については存在しない、あるわけがないと否定的な立場だ
「異世界転生なんて、とんでもないファンタジーだろうし。信じる必要すらないだろう」と、俺は思っている。
だってそうだろう。
前世の記憶を持ち越して別の人物として転生するなんて、ありえないと思っている。
異世界転生を実際に経験したと証言した人たちは夢と現実を混同させてしまったのだろう。
どう考えても、そんなことは科学的に証明されていないし、信じるわけがない。
ドラゴンが火を噴く世界なんて、魔法で魔獣を倒すことなんて、悪の組織がはびこる世界なんて、いじめられていたニートが転生することなんて、現実世界で死んだ人間がスライムとして転生して異世界をで街を作るなんてことも決してない。
あるわけがないのだが、、、
「記憶を思い出してしまった以上、信じるしかねぇな」
俺、神崎雄太はフェリクス・プログレイズとして異世界に転生したのだった。
はぁ、どうしてこんなことに
俺は「水球の種」とつぶやき、自分の手から出る水を見て深くため息をついた。
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