(番外編)カラス



毎朝 決まった時間になると

同じ窓際に

カラスがやってくる。


顔が見えたら

一声、鳴いて

どこかへ飛んでいく。



毎日来る。


マメだ。


連日の猛暑続く中

朝から猛暑。


姿が見えず心配した。


雨も上がり

陽も落ちきった時間に

いつもの窓際から

カラスの声がした。


慌ててカーテンを開けると、

いつものカラスがいた。


少し痩せてはいたが

毛艶は悪くない。


よかった。

暑さのピークは

乗り切ったか。


ご飯をあげた訳でもないのに、

通ってくるカラス。



暑さが落ち着くまでは

夜かな。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る