既に答は出ている
日本はこれからどんどんと人口が減っていきます。今後地方行政府の形をどうすべきなのか…。以前道州制について議論が盛り上がっていた頃がありました。
答えはもう出ていると思います。人口密度の低い地域は行政機関を一元化して行かないともたない。今でも北海道がそうです。道州制と銘打ってる通り、北海道は既にその形になっているんです。
これから人口が減り人口密度が減って行けば、今みたいに水道局でも清掃局でも消防局でも、各市町村単位で区分するなんて非効率な事は出来なくなります。既に過疎化が進んでいる地方では広域○○という形で、市町村の枠組みを超えて組織が作られています。
平成の市町村合併というのもありました。この流れはもっと拡大していかないとだめでしょう。市町村に始まって都道府県もです。人口の少ない都道府県は今でも100万人以下の人口です。100万人以下の都道府県は最新のデータでは10カ所ですが、これからどんどん増えていくでしょう。東京都の人口は1400万人です。鳥取県の54万人の26倍です。このふたつを同じ枠組みで考えるのは無理があると思います。
合併は地方の特色を失わせるという人がいますが、私はそんなことは無いと思います。必要な行政をスリム化することで(もちろんフロッピーディスク使っているような非効率も改めましょう)余った力を地方創生的な部分に割り振れると思います。
多分もう日本の人口減少は、行き着くところまで行かない止まらないでしょう。いや、もしかしたら全員いなくなるまで止まることはないのかもしれません。既に生まれた人数は確定しているので、大幅に死者が増えない限り、成人人口の予測値は決まった未来です。やれることはやれるうちにやっておかないといけません。
でもできないんでしょうね。できる位ならもうとっくにやってるでしょうから…。みなさん本当に選挙位は行きましょう。この文章に辿り着いてここまで読んでくれるような人は、選挙に行ってないなんて事はないでしょうから呼びかけるだけ無駄ですが…一体どうしたらいいんでしょうね?
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