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2024年4月6日 08:45
十三岡繁さまこんにちは。「現在が確定していないんだから未来の予測も不可能です」これ、本当にそうなんですかね? 現在は確定していないけれど、未来は確定しているということはありえないのでしょうか? 有機化学だと、今起こっている化学反応は実はわかっていないけれど、これにより一時間後に何が出来上がるかは予測できる、なんて日常茶飯事ですし。「わかる」と「確定」は別物ですかね。それはさておき、電子の位置が確率でしかわからないことは私も非常にもやもやしています。あ、でも、ひとつ最近になってすっきりしたことがありました。シュレディンガーのネコです。よくパロディーで、箱の中にいるネコがどろどろのカオス状態で描かれていたりします。要は、見えない箱の中ではネコは「生きてもいるし死んでもいる」を現しているわけです。私はそれに引きずられて、ネコは箱の中では生きてもいるし死んでもいる、まったく新たな状態で存在しているんだと思っていました。開けた瞬間に、生きているか死んでいるかに変わる、みたいな。違うんですね(^^;) ネコは生きている状態か死んでいる状態かで存在しており、ただ、観察するまではそのどちらなのか確定できないよ、という、それだけだったんですね。ずっと臨界状態ネコを想像していたのに……
作者からの返信
こんにちは コメントありがとうございます。一応現代物理学での基本は因果律(原因があるから結果がある)という事になっているので、現在の状態の結果として未来があるという事になっています(最近それもなんか怪しいという事のようですが…)。シュレディンガーの猫ですが、生きているか死んでいるかは決定していて観察しないと分からないだけ…というのはアインシュタインなんかの捉え方ですよね(神はサイコロを振らない)。私の解釈を書くと、箱の中の猫が生きている世界と、死んでいる世界とは同時に存在していて、観察者もどちらにも同時並行に存在しています。そうして箱を開けた時に猫が生きている世界と死んでいる世界に、世界が分岐しちゃうんです。分かり易く並行世界として書きましたが、実際にそれでは分岐が多くなりすぎるので、結局数式による定義みたいなもんじゃないかという感じです。ここで書いたゲームの話と一緒です。宝箱の中に50%の確率で生きた猫、、50%の確率で猫の死体が出て来る設定になっているとします。箱を開けるまでどちらが出て来るか分かりません。あるのは確率だけなんです。電子の位置と一緒ですね。不思議な話です。ゲームと一緒でこの世界も設定(波動方程式)があるだけかもしれないなと感じます。神様はサイコロ振りまくりです。感覚的に納得できないので、アインシュタインも随分と反論したみたいですが、実験するとそういう事になってしまうから仕方が無いですね。だからイーロンマスクもこの世界はシュミレーションだって信じてるんでしょう。私的にはどっちでもいいかなという感じです。仏教の三観でいうところの中観ですね。どちらにせよ自分の生き方にそう影響無さそうなので…^^。
十三岡繁さま
こんにちは。
「現在が確定していないんだから未来の予測も不可能です」
これ、本当にそうなんですかね? 現在は確定していないけれど、未来は確定しているということはありえないのでしょうか? 有機化学だと、今起こっている化学反応は実はわかっていないけれど、これにより一時間後に何が出来上がるかは予測できる、なんて日常茶飯事ですし。「わかる」と「確定」は別物ですかね。
それはさておき、電子の位置が確率でしかわからないことは私も非常にもやもやしています。あ、でも、ひとつ最近になってすっきりしたことがありました。シュレディンガーのネコです。
よくパロディーで、箱の中にいるネコがどろどろのカオス状態で描かれていたりします。要は、見えない箱の中ではネコは「生きてもいるし死んでもいる」を現しているわけです。私はそれに引きずられて、ネコは箱の中では生きてもいるし死んでもいる、まったく新たな状態で存在しているんだと思っていました。開けた瞬間に、生きているか死んでいるかに変わる、みたいな。
違うんですね(^^;) ネコは生きている状態か死んでいる状態かで存在しており、ただ、観察するまではそのどちらなのか確定できないよ、という、それだけだったんですね。ずっと臨界状態ネコを想像していたのに……
作者からの返信
こんにちは コメントありがとうございます。
一応現代物理学での基本は因果律(原因があるから結果がある)という事になっているので、現在の状態の結果として未来があるという事になっています(最近それもなんか怪しいという事のようですが…)。
シュレディンガーの猫ですが、生きているか死んでいるかは決定していて観察しないと分からないだけ…というのはアインシュタインなんかの捉え方ですよね(神はサイコロを振らない)。
私の解釈を書くと、箱の中の猫が生きている世界と、死んでいる世界とは同時に存在していて、観察者もどちらにも同時並行に存在しています。そうして箱を開けた時に猫が生きている世界と死んでいる世界に、世界が分岐しちゃうんです。分かり易く並行世界として書きましたが、実際にそれでは分岐が多くなりすぎるので、結局数式による定義みたいなもんじゃないかという感じです。
ここで書いたゲームの話と一緒です。宝箱の中に50%の確率で生きた猫、、50%の確率で猫の死体が出て来る設定になっているとします。箱を開けるまでどちらが出て来るか分かりません。あるのは確率だけなんです。電子の位置と一緒ですね。
不思議な話です。ゲームと一緒でこの世界も設定(波動方程式)があるだけかもしれないなと感じます。神様はサイコロ振りまくりです。感覚的に納得できないので、アインシュタインも随分と反論したみたいですが、実験するとそういう事になってしまうから仕方が無いですね。だからイーロンマスクもこの世界はシュミレーションだって信じてるんでしょう。
私的にはどっちでもいいかなという感じです。仏教の三観でいうところの中観ですね。どちらにせよ自分の生き方にそう影響無さそうなので…^^。