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  • しほちゃんへの応援コメント

    こんにちは。九頭龍一鬼です。
    Unknownさん、おひさしぶりです。

    『ここ最近俺は元気が全くないです。死にたいです。どうしたらいいですか??
    』とのことですが、Unknownさんのお悩みを正直にお話ししてれてありがとうございます。

    愚生ごときに的確な助言などできそうもありませんが、できるかぎり答えさせていただきます。

    御存知かもしれませんが、愚生も最近、新人賞で四つもの作品が一次落ちして、非常に憂鬱になり、一年ぶりくらいに自殺願望をおぼえました。

    愚生は鬱病とは診断されていませんが、此処十年間、適量の抗鬱剤を処方されており、軽度の鬱病の傾向があるのではないかと憶測しております。

    まず、大前提として、鬱病は脳の病気です。

    Unknownさんのこころが弱いとか、精神力がたりないとかいう生やさしいレベルの問題ではありません。

    鬱病を『魂の癌』と表現なさった患者さんをおぼえています。

    なので、まず第一に、専門家の処方されたお薬を決まったぶんだけ飲みつづけることが大事だとおもいます。

    そのうえで、愚生は最近、『世界の心理学50の名著 エッセンスを学ぶ』という本で紹介されていた、『いやな気分よ、さようなら』という書籍の方法にしたがって、簡単な認知療法の手法をためした結果、かなり効果がありました。

    最初にためした日には、すこし、躁状態になるくらい、憂鬱が軽減されました。

    ケチなことはいいたくないので、『世界の心理学50の名著』に書いてあった原理をひとつあげると、『気分がわるいから厭なことを考えるのではなく、厭なことを考えるから気分がわるくなる』ということです。

    つまり、無理矢理にでもよいことを『考える』と、それに従い、気分も『よくなる』という単純なことです。

    愚生の場合は、本統はそんなことは思っていなくても、『おれはすごい』『おれはすごい小説家だ』『最高の気分だ』と何度も『考える』ことで、気分がだいぶ楽になりました。

    人間は一日に六万回の思考をするそうで、そのほとんどが悲観的なものだそうです。

    その悲観的な思考の何割かを楽観的に変えると、気分もそれに従ってよくなるという理窟です。

    本来ならば、『いやな気分よ、さようなら』を直截に読まれることがよいかとおもわれますが、なぜか日本語版は『コンパクト版』でも三千円くらいするので、愚生も欲しくても買えません。

    ですが、この本は基本的に認知療法の本らしいので、もっと廉価の認知療法の書籍にあたってみるのもよいかもしれません。

    愚生も曩時、Kindleアンリミテッドで学んだ『コラム法』という認知療法を自分でおこない、ある程度、憂鬱が軽減されたことがあります。

    が、方法がむずかしいうえに、『いやな気分よ、さようなら』ほどには効果がありませんでした。

    結局のところ、まず、上記の『いいことを考えて、関連して気分をよくする』という、もっとも簡単な認知療法をお試しになり、僥倖にも効果があれば、関連の情報をあつめるか、病院で認知療法をうけるなどという手段がかんがえられます。

    相変わらず、Unknownさんのお役に立てるかわからない助言しかできなくてすみません。

    今回も急いで書いたので、情報の過不足、不適切な表現、誤字脱字などありましたら申し訳ございません。

    では、今後ともよろしくおねがいします。

    作者からの返信

    ありがとうございます。いつも、九頭龍一鬼さんには助けられています。今まで進めてくださったどの本も自分の糧になりました。
    気分が悪いから嫌なことを考えるのではなく、嫌なことを考えるから気分が悪くなる、という言葉に少しハッとさせられました。