第8話 やりたいこと、やってみたいことをやるというスタンス(2023年3月26日投稿)
「やりたいこと、やってみたいことをやる」
このコンセプトでYoutubeチャンネルをやっている。
史跡巡りかと思ったら、次は家の中でかなり下手くそな演技をしていた。また下手くそな演技をするのかな? と思ったら、今度は朗読をしていた。動画の内容が統一されていないのはそのためだ。
「Youtubeチャンネルは特化型の方が伸びる」
巷ではそう言われている。確かに、何か一つのことに特化しているチャンネルの方が、登録者も多い。そして何より、知識量がすごいな、と思う。
だが、私には特別な知識は何一つ持ち合わせていない。そして、物覚えが非常に悪い。加えて私は、飽き性だ。だから、技術や知識を身に付けようとしても、覚えられないし、続かない。
「トーク力」
特別な知識が無くても、トーク力があれば、つまらない日常のことでも面白おかしく語ることができる。トーク力があるなと思うのは、芸人やチームで運営しているチャンネルに多い傾向がある。
芸人はプロ、チームで運営している場合は掛け合いが見どころだから、面白いのは当然だ。だが、素人で一人でチャンネルを運営しているのに、面白いことが言えたり、楽しそうに話せる人は、本当に尊敬できる。
私にもトーク力があるかと言えば、無い。カメラを目の前にして何かを話そうとすると、
「こんにちは、佐竹健です。今回は、えーっと……。あ、そうだ、〇〇をやってみたんだった!!」
という感じで、コミュ障全開のかなりぎこちないスタートになる。
それと、私はもとより感情表現に乏しい。だから、どんなに面白そうなシーンでも、真顔になったり、平坦な声調になったりしてしまう。
「日常をコンテンツ化する」
最近こうしたYoutubeチャンネルをよく見かけるようになった。いわゆるVlogやペットもの、ドキュメンタリーといった感じのものだ。
日常を切り取った作品は、文字と映像、BGMだけでもできるから、誰でも気楽にできる。飾り気が無いから、出演者の等身大の素顔を見ることができるので、親近感が湧いてくる。
日常をテーマにしたものなら、私でもできるのではないか? と思う人もいるかもしれない。だが、これも私には難しい。
日常生活の中で、人に何かを語れるほどのネタが無い。いつも休日は、図書館で調べ物をしたり、ブックオフへ行ったり、マックやミスド、サイゼで執筆をしたり、公園で本を読んだりと味気ない感じだ。
また、気恥ずかしい、というのもある。顔や私服姿を晒すのが、なんとなく恥ずかしい。だから、素顔のときは、作務衣や着物を着、狐のお面を被って登場などのスタイルを取っている。
得意なことがない。物覚えが悪い。トーク力も無い。日常をコンテンツ化するのも難しいし、気恥ずかしい。なら、
「やりたいことをやる」
もしくは、
「やってみたいことをやってみる」
というコンセプトでやるしかないと思った。
やりたいこと、やってみたいことをやってみるだけなら、下手でもいい。何かの経験や知識も、無理に日常をコンテンツ化する必要もない。概念が抽象的なので、特定のジャンルに縛られることもない。そして何より、私にとって、
「やりたいこと、やってみたいことをやってみる」
というのは、将来の夢の一つでもあるのだから。
トーク力の無さについては、何について話すかについて書かれた原稿を事前に作って、それを読めばある程度カバーできる。ただ、原稿を読みながら、感情的なものを上手く表現できるほどの技量が私には無い。なので、どうしても落ち着いた感じや棒読みみたいになったりするのだが。
ダメなところだらけかもしれないが、これからも、
「やりたいこと、やってみたいことをやってみる」
というコンセプトで動画を撮っていくので、見守ってもらえると、私としてもうれしい。
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