第4話 ボツ動画を再利用(2023年2月26日投稿)
動画編集の作業を放棄することがある。作ったり調べたりしている途中で面倒くさくなって、その動画を作りたくなくなるからだ。
動画を作るのは、本当に面倒くさい。
歴史散歩なら実際に現地に行って撮らなければいけないし、後で図書館に行ってその史跡に関する情報を調べる必要もある。また、コスプレものだと、衣装を作る必要もあるし、場合によってはメイクをする必要も出てくる。
複数人でやっているなら、編集や出演、演出は誰かに任せることができるから、そこまで面倒ではない。だが、私の場合は全て自分一人でこなしている。たとえるなら、カメラマン、ディレクター、演者、脚本家、演出家、小道具というテレビ番組を作るための役職全てを自分で引き受けている感じだ。確かにこれは面倒だ。
「なら、クラウドソーシングとかを使って外注すればいいじゃないか」
と言う人がいるかもしれないが、私には人に作業を頼めるほど金に余裕が無いので、まず無理だ。全て自分でやらざるを得ない。それが自分が苦手なことであったとしても。だから、時々作業が面倒くさくなって、放棄してしまうことがよくある。
私の書いているつまらない小説のように投稿頻度が多くないのは、こうした背景がある。
それでも、労力と予算をかけてせっかく撮った動画。無駄にはしたくないという思いもある。川越八幡宮の花手水や調神社のうさぎ手水のような、きれいなものや強烈なインパクトがあるワンシーンについては、特にそう思う。そうしたものは、ショート動画にして出したり、関連する動画のワンシーンとして出すことにしている。
ショートにすることによって、たくさんの人に届く。そしてチャンネル登録者が増える。関連する動画のワンシーンとして使えば、その動画を作る手間が省ける。作る側も見る側も悪い気はしない。ただ、つまらない人間が作っているものなので、おもしろさは保証できない。
気が短くて面倒くさがりで飽き性な私のことなので、動画編集を途中で投げ出すことは、これからもたくさんあるだろう。でも、撮った素材や作ったものは、何かしらの形で使っていきたい。おもしろいか、おもしろくないかは別として。
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