2023/04/02 理性を飛ばすごはん
新たな門出ということで、親族に別れの挨拶に行った。これが最後になるかもしれないと思ったが、しんみりとすることもなかった。いつもの調子と思えば、いや、ダメだろう……。
どうしようもないよ、と他の親族に慰められる始末。
生き方ってものを真剣に考えさせられてしまう瞬間だった。
日常のごはんがとんでもなく美味しいことに定評のある母の手料理を堪能した。
健康のことを考えれば、晩ごはんは控えめがいいのだけど、僕にそんなことができる理性はない。
一期一会のごちそうが目の前にあると知っていて、我慢できる人類はいないだろう。
この味には到底届かなくても、自分で料理を作る習慣を身につけなければならない。難儀なことだ。
くたくたに疲れて、眠りに落ちる。
そういう日は、ぐっすり眠れるのだ。
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