第2話 日本縦断開始まで十三日~リタ様最高とスプラフェス~

 キングオージャ―、やられましたよ。最後の最後に持ってきたパピヨンオージャーがこんなにおもしろい女だったなんて。可愛いものが好き、陰の気配ダウナー、コミュ障なのに仕事では真面目に人から話を聞いて回る、心優しい。確かにね、厳しい裁判長キャラのギャップとして一つ一つは予想できるんですが、全部盛り込んできて全部美味しいのはもうこれズルでしょ。予測可能回避不可能防御不可能で好きを叩き込まれたらもう「リタ様最高」しか言えなくなるじゃんね。

 みなさんも見逃し配信などでぜひご覧ください。パピヨンオージャ―役の平川結月さんが「ドンブラザーズ見ました」って言っていた意味があまりにも重すぎてびっくりしましたよ。ゼンカイやドンブラの後なのでバリバリの王道すぎると地味になってしまわないか?とか勝手なことを考えていたのですがごめんなさい僕間違ってました。面白い女だよリタ様。


 さて、そんなリタ様とヒメノ様、そして演者の平川さんと村上愛花さんが出演しているトーク動画がユーチューブで公開中です。

https://www.youtube.com/watch?v=v4b40DIl9ak

 これね。これすごくいいの。ヒメリタキテる。50秒付近でいきなりぶっこんでくるから。まずいわ。ヒメリタ一年推しちまうわ。「リタ♥」じゃねえんだよな。僕は平成のオタクなのでそういう女の子同士のキャッキャウフフに弱いんだよ。あと村上さんがモデルっていう話もあって立ち姿が良いのも納得でした。モデルさんだから立ち姿が良い、納得。

 あと平川さんがコメディーのセンスがありすぎてすごい。コミュ障のリタを演じているけど、現場でもめっちゃ喋ってるというのもなんだか納得できます。けど平川さんの話している時や趣味がキングオージャ―で描写されているリタに良い形でにじみ出てるんだよなあ。良い演技してるなあ。

 みんなもキングオージャ―見てくれよな。全員集合変身の後、ロボット操縦でまるで呼吸が噛み合わないキングオージャ―見てくれよな。


 さて、今日話す予定だったスプラの話に戻りますね。今日は日曜日なので仕事のことを忘れて原稿とスプラだけやるの。スプラ、何が面白いってシューティング下手くそでも楽しめるんですよね。僕、3D酔いするからジャイロ使えないしガバエイムなんで、普通に戦うと負けて死ぬしかないんですが、スプラトゥーンならそこそこ戦えるんですよ。武器(ブキ)の種類が多くてどんな人にも扱えるブキがある。目と指がバリバリ動くなら2丁拳銃で格好良く敵を倒しまくればいいし、エイムガバでも弾幕張って後ろから相手倒すガトリング的なのもあるし、エイム一点自信ニキはスナイパーでスーパースターになれるし、戦闘が苦手でも塗りで貢献しながら味方の戦闘を補助する形で敵を排除することはできるし、まあやれることが沢山あるんですよ。

 特にフェスは純粋な塗り合いの戦いで、地面を沢山インクで塗ったほうが勝ちになるので、それぞれのブキが性能を発揮しやすくてめちゃくちゃ面白い。良いゲームですわこれ。


 僕の大好きなもみじシューターは

・射撃そのものは広い範囲を塗れる代わりに当たりづらい(陣取りが得意)

・他のブキの1.1倍のインク量(弾が多い)

・ダメージと塗りをばらまきながら索敵ができる追尾爆弾

・広範囲に索敵をして敵にマーキングとダメージを与えられるソナー

 という特徴で、正面からの撃ち合い以外の仕事を何でもやるブキになってます。敵を見つける、味方の動きやすい場所を整える、敵の攻めを止める&遅らせる、という妨害と索敵に特化したブキですね。このブキは自陣の塗りと味方の状況の継続的なモニタリングが重要になってくるので、薬剤師が薬品を監査する業務で使うスキルをそのまま撃ち合いのゲームで発揮できます。

 ただこのもみじシューター、撃ち合い弱人間救済の福音であるものの、それ相応のリスクはあって

・単独で劣勢から巻き返しができない(どの攻撃手段もパワー不足)

・正面からの撃ち合いになると勝てないブキが多い(弾が当たらない、戦闘苦手)

・挙動がいやらしいので嫌われる

 とまあ色々あります。ただこのもみじシューターでひたすら要所を抑えて敵の位置を味方全体に共有し、時折後ろ側に抜けて相手の陣地をめちゃくちゃにするのはもう本当に気持ちが良いのでもしスプラやることがあれば一度はもみじ握ってみてください。


 今日の美味しい店はカフェの『Pokke Dish』が夜になると営業するラーメン屋『Wabisabi』。ここは旬の食材を使う関係で度々メニューが変わるのですが、昨日僕が行った時は道南産のロウソクボッケと豚骨を利用したこってりスープでした。

 低温調理のデカデカ豚肩ロースチャーシューはあまめの味付けでしっとりしており、メンマは極太で歯ごたえばっちり、道産生ワカメが喉越し最高で、それらの個性豊かな食材に負けない主張をする太麺が最高。アイツラをまとめきった太麺くん、マジで偉い。

 店主さんが東京に居た頃に家系ラーメンが大好きだったらしいのでそれっぽくしてみたということなのですが、家系というにはあまりに芸術的な美味さで果たして家系と呼んで良いのか分かりません。ただ今まで食べてきた家系ラーメンの中ではトップだし、ラーメンというカテゴリの中でも最高のものでした。これと並ぶのは今の函館だと塩ラーメンの津熊や担々麺の彩辛くらいなんだけど、津熊の方はまだ新装開店の準備中だからな……。しかもこの醤油豚骨ほっけラーメンも限定メニューだからな……。美味しいものって狙って食べに行けること少ないですよね。

 あとサイドメニューのアイヌネギ天ぷらと焼海苔ミニ丼が最高で、ロウソクボッケと豚骨のスープを上から食べて天ぷらがちょっぴりスープを吸った状態でご飯を食べると、アイヌネギの豊かな風味が身体に染み渡って野菜最高~~~~~~ってなります。

 美味すぎる。美味すぎた。同じくらい美味いものを食うチャンスが残りの人生で後何回あるんだろう。


 というわけで今日はこんなところで。

 明日からはまたろくでもない職場が始まります。

 でもまあ後は約一週間でおさらばして、新天地に向かえるので、無理せずにさりとて手を抜かずに頑張っていこうと思います。

 また明日。

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