編集済
優太朗は最初から待ちの姿勢で没交渉だったわけではなくて、精一杯寄り添おうとして、でも遥さんに立ち入らせてもらえなかったんですね。これはつらいな……
寮で、遥や優太朗の主観が「若い子たちが元気に挨拶してくれて、パワーがあって気持ちいいわね〜」なのに反して、あくまで客観的には「大学生が高校生の子達に挨拶してあげてる」のが、考えてみるとちょっと面白いですね。
作者からの返信
遙はもう、最初から静子さん目当てですからね。なかなか珍しいパターンだと思います。
ずっとずっと、母親の愛を求めて生きて、最後に母親として死んでいく話なんですよね。
だから子どもがいる母親が読むのが、一番キツい話に、なぜかなっちまったんですよね……。
やな奴も出てきたけど、頼りになりそうな事情を言ってくれそうな大人の登場ですね。
続きが楽しみです。
作者からの返信
菱沼さんがキーでした。
大学野球の監督さんは、わかりやすい人ですね(笑)
編集済
これが瑞樹【本人】であれば、この下衆な監督の言葉に身も心も抉られていたのでしょうが、今は大人の判断が出来る【優太郎】が中に入っている状態。
皮肉にも、優太郎が瑞樹を守っている事態に対し、まさか神(?)はこの様な事態も見越して器(魂)の交換を行っているのだろうか?
それは残酷でも有り、慈悲とも取れる。
何と気紛れな事か…
(かなり突飛過ぎた見方ですね、我ながら…(苦笑))
もし、優太郎が旅立つに辺り最後の【一歩手前の】仕事を行うとしたら、それは瑞樹・結菜両名を渦巻く膿共を一掃して行く様が伺いしれそうかと。
え、では【本当の最後の仕事】とは何か?
それは余りにも愚問でしょう。
(本当は仕事と呼称するのも何を馬鹿なと言う想いですが、ここは敢えて。)
【愛する遥を最期の最後まで想い続ける事】
存在が、意識が、魂が…現世(うつしよ)を離れるその瞬間(とき)まで…
作者からの返信
そうですね、瑞樹はこの監督の態度を変だと思ってないと思うんですよね。
体育会系って「何だよ、走っていけよ!」みたいなところがすごくあって。
元気があればなんでも出来る! みたいなのがまかり通ってる人がわりと多い印象です。
菱沼さんくらいの年齢になると、わりと科学的かなあとも思うのですが。
それを聞くと優太朗は我慢出来なかったんだと思います。