応援コメント

第6話 2日目 7時10分 煮干しの頭と、お母さん」への応援コメント


  • 編集済

    【少々文章が過激に感じる事、お許し下さい。】

    日々の習慣から垣間見る狂気とそこから生じる自虐。
    冒頭の煮干しの頭から感じたのはそこでした。

    静子の仁さんを失わせた自責の念による衝動から起こる自虐とも取れる行為。
    当方はこの煮干しの頭を『静子自身の首』と置き換え静子が自分自身を殺めている様にも。
    故に精神的な自殺を試みている様な気がしてなりません。

    恐らく杏樹は幼心にこの自虐な行為から【死】を感じ恐怖に至ったのでしょう。
    この娘には酷でしょうが…

    ちなみに当方はこのシーンにて、昔ドラマで少々観た向田邦子女史作『大根の月』を思い出しました。
    あのお話も日々の習慣から起こった事が恐怖・残酷に至っていく…長男の指を切り落とす所もそうですが、その前段階の執拗に包丁を研ぐ模写も何処か恐ろしくて。

    そう言えばあのお話も心が壊れて行く模写が垣間見た気が…

    …どうもいけませんね。
    本当に『あちら』の作品にてコメントを書かせて貰っている人間と同一人物かと疑いかねない想いです。
    あ、それでも長文に書いてしまう所は一緒…
    いや、それ褒める所じゃ無いですからー!!
    寧ろ引っ込めーと言うべき所…

    あー、当方もいつの間にか【自虐化】しております。
    コイル先生恐るべし…(苦笑)

    作者からの返信

    そうですね、煮干しは自殺と幸せの間のような夢で、だから遙も何度もこの夢を見てしまってるんだと思います。
    きっとこんなことになる前まで、煮干しの頭を取って、味噌汁のために準備していたのは幸せな記憶だったと思うんですよね。
    それが途中から変化してしまった。だから何度もこの夢を見ているんだと思います。

    しっかり読んで貰えているんだなーと思うので、長文感想は嬉しいです。
    どんな反応でも批判とかじゃなければ、頂けるのは作者はみんな嬉しいと思いますよ。
    いつもありがとうございます。