第372話 宇宙船が目の前に降りても

 きっと私はその宇宙船には乗りこまないのです。

 ……いや、一応妻に確認してみるかな。家族全員乗れるのなら行くのもありかもしれません。


 何のこと? と思った方は小松未歩の『氷の上に立つように』で検索を。

 大昔の名探偵コナンのエンディングテーマだったのです。

 というかコナンのアニメをやり始めたころは私、新一君より年下だったのですよね。今や倍以上ですが。


 話を戻すと、先週無事完結しました拙作

『子供も大人もおねーさんも、みーんなまとめて寝取っちゃえ! ~転生したら超☆安眠枕でした~』

 https://kakuyomu.jp/works/16818093074155477676


 ですが、最終話を組みながらふと思い出していたのが『氷の上に立つように』の歌詞だったのですね。

 最終的に再度の異世界転生を断る主人公と突然現れた宇宙船に乗り込みたがる歌詞とは一見真逆。

 しかし、歌詞の方の「本当は逃げてる 君のいない日々に負けて」の一節を考えると、「宇宙船」は「君」がいるところへ向かうための手段なのかもしれません。

 であれば、主人公は既に彼にとっての「宇宙船」に乗っている状態なのではないか、とか考えてみたり。

 こういう歌詞解釈というのはそれはそれでネタに出来るので、短編ネタに困ったら使おうと思ってます。


 なんだかんだで若干消化不良なところはあるのですが、本作についてはこれ以上手を入れるつもりはなく。イベント合わせのお祭り作品ですからね。

 今週からは予定通り

『魔女と聖女はすれ違う』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330658455237705

 の方の更新を再開させていきます。

 一応展開の軽いメモ書きはしておいたつもりだったのですが、そのメモを改めて確認すると


 「第12話 王太子に腹を立てるシーン」


 うん、分からんよ、2か月前の私。

 仕方なく頭から読み直して思い出し中です。 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る