第154話 ボードゲーム,カードゲームーストーリー

 そんなこんなで夏休みも終わりです。まぁ、社会人なんであまり関係ないのですが。

 中学・高校時代も、授業が始まる事以外はあまり関係なかったかな?

 実は、夏休みもお盆以外は基本学校に行っていたのです。

 といっても、勉強のためじゃありません。文化祭の準備という名目でクラブの仲間でTRPG,ボードゲーム,カードゲームを楽しむという無料のゲームスペース扱いです。

 一応、文化祭では毎年クラブの出し物として自作のボードゲーム,カードゲームをお客に遊んでいただく展示をしていたので、嘘はついていないのですよ?

 8割ぐらいは展示物作成と関係なく遊んでたってだけで。

 高3になって補習授業後に遊んでいるところを、補習担当の先生に見つかったのも良い思い出です。翌日の補習中に嫌味を言われましたが、その日もやっぱり遊びました(笑)


 そういうわけで、ボードゲーム,カードゲームは割と好きなのですが、これらをネタに小説に書くというのは結構難しいのが悩みどころですね。

 ルールをうまく活用して進めないとゲームネタらしさが無い。

 そのためには読者にルールを分かってもらわないといけない。

 つまり、ルール説明パートが必須なので、説明を楽しく読ませるという難易度の高い部分から逃げられないわけです。

 こうしたゲームをネタにしたラノベとして吉田親司の『彼女はQ〈クイーン〉』を読んだことがあります。

 作中で扱われているのはポーカー、ブラックジャック、大貧民など割とメジャーなトランプのゲームなのですが、それでもあとがきを読むとかなりルール説明に苦心されたようで。

 その辺考えると、冲方丁の『マルドゥック・スクランブル』は凄いなぁと感心させられます。


 ギャンブラーなキャラクターが活躍するだけで、個々のゲームのルールまで読者が把握しなくても読めるって作りにする手もあるのですけどね。新城十馬の『蓬萊学園の犯罪』とかがそんな感じ。


 まあ、今はゲームする時間すら取りがたい状況なので……邪魔になるからって言われて、持ってたカードゲーム等も相当手放してしまいましたし。

 いつか、娘が育ったときに興味を持ってくれるといいなぁ、なんて勝手なことを考えています。

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