第66話 犯罪者さんの逃亡事情ーストーリー

 某元議員が逮捕されましたね。

 もう少し逃げ回れるだろうと思っていたのでちょっと驚きです。

 コネがうまく上手く機能しなかったのかな、と考えたところで、そもそも窮地に陥った時にコネだと思っていた人が助けてくれなかったから暴露を始めた人だって事を思い出しました。つまり、他人にとっての自分の価値を過剰評価しがちなタイプなのかな。


 かの人自体はさておき、最近海外からの犯罪者送還が目立つのは事実。

 目立つことは作品に取り込みたくなるのが私。

 現代社会からの延長になる現代ファンタジーやSFなら同じように越境犯罪者の送還は行われるものと思えますが、異世界ファンタジーだとどうだろうなと。

 仲が良い国、あるいは実力的に従属に近い国同士なら意外と犯罪者送還もできそうな気がします。逆に、対立関係にあるような国、国境が接していなくて没交渉の国同士だとまず無理。

 複数国家にまたがってある程度権力を振るえる組織に追われると、逃げるのは中々大変になってくるはず。自作だと、教会が異端審問に関してだけはそういう権利を持ってる設定ですね。

 作品世界によっては、冒険者ギルドがそういう存在でもいいかな、と。父を殺して逃げた仇が遠くの街にいるのを知って、子供が依頼を出すとかで擬似的な国際警察化する話。

 しかし、所詮は擬似なのでちゃんと捜査している訳でもなく。依頼を受けた以上は容疑者捕縛するよというパーティー1と、それは冤罪だからなんとかしてくれと依頼されたパーティー2が争う、なんて話が書けそうですね。

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