永遠と一日だけ

第12話 トロールと忘れられがちな弱点－モンスター考察

♫となりの豚トロ、豚トロ

　豚トロ、豚トロ

　焼肉の時だけ、あなたに訪れる

　素敵な脂（あぶら）

　胃袋の共感を呼ぶ替え歌でつかみはバッチリなので(棒読み)、本題前の軽い余談に入りましょう。

　8ヶ月の娘がいるのですが、夜なかなか寝ない時にトトロごっこをしています。私が仰向けに寝転がり、胸の上に娘を乗せるだけ。簡単ですね、主に私の体力的に。

　元ネタを見せた訳ではないので娘としてはお気に召さず、大体すぐに抱っこする事になるのですが。

　さて、本題のトロールです。ファンタジー系では力が強くて頭の悪い凶暴な巨人扱いの事が多いですね。元々は北欧の妖精なので、トトロがトロールだと聞き違えたサツキも間違ってはいないと言えるかも？

　そんなトロールの事を考えていた時にふと、日光に当たると石になる弱点が使われてない事が多いな、と思ったわけです。

　まぁ、『ホビットの冒険』でトロールを石化させてたトールキン御大も、品種改良で上位種にしたら除外してたぐらいですから、ちょっと使いにくいのか。

　再生能力が強いというメリットも、作品によって使われたり使われなかったり。こちらはザコ扱いの時に再生されても尺が間延びするだけという問題があるからかな？

　いずれにせよ使われてないなら、それを上手に使えるシチュを考えてやりたいなぁと考えるのが私。

　マジックアイテムによる永遠の日光で照らされ続ける地下空洞。そこにひしめく、数多の巨人の石像。冒険者らはマジックアイテムを盗むために地下空洞に入り……なんてのはどうでしょう。

……どうでもいい余談。

　日光を避けるために石化する。つまり柱の男たち@ジョジョ第二部はトロールだったんだよ！

　アレか、日光弱点が使われにくいのは吸血鬼系と被るせいもあるのかな。