第14話

  彼女視点


 ある意味で合ってるけど、とりあえずそう言うことにしとこう。いつかは思い出してくれると良いけど。


 それに顔が好きだって言った方が男の子は自信を持ってくれるし、顔が好きなのは事実だし。


 「ねぇ、都内くん」


「な・・・何かな??」


「都内くんはどんな髪が好き??」


「えっ?それって好みってこと?」


「そう」


「・・・」


都内くん、めっちゃ困惑してる可愛い。


女の子なれしてない感じが本当にいい。


 「ツインテールかな」


流石2次元好き


 「分かった、ツインテールにして来る」


「本当に??」


「うん」


そう言われるかもと思い既に研究をしていた。


 姫宮は都内の好みを熟知しているつもりだが、その好みになる相手が妹の髪だとは姫宮は知らない。

 


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