第13話

俺は妹のもしの可能性に賭けて聞いてみる。


 「もしかして、姫宮さんは俺に一目惚れしたとか?」


「・・・そう」


「えっまじで??」


「うん、本当によく分かったね。」


正直、全然顔とか髪とか整えたこと無いから、ボサボサだし、ニキビもたくさんあるけど


 「本当に??」


「本当・・・信じられない?」


うんと答えたいが、怖いから答えられない。


 「いや、信じるよ」


「・・・暇つぶしだったけど、せっかくなら好みを選ぼうって思って、都内を選んだ」


あまりにも衝撃的事実過ぎる。


 まてよ、それってつまり顔だけだから、


 飽きたとか、面白くないって分かったらすぐに捨てるってことじゃん!!やったぜ!!

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