キャッチ 栄光を一緒につかもう

@Tigers2003

第1話(入部)

これは野球を愛した少年の物語である


俺は中村誠高校1年生。

俺は野球が大好きな少年だ

俺は主にピッチャーとショートを守る


俺は、高校生になったら2年連続の春夏連覇を達成している「田原」高校の野球部に入ると決めていた

だが、「そんなお金はない」と親に言われてしまい地元の「中野」高校の野球部に入ると決めた。

「中野」高校野球部は10年連続1回戦敗退だった。昨年は公式戦出場なし。俺は、「中野」高校を日本1の高校にすると決めた。

そして入部届を出しに部活をしているグラウンドに向かったその瞬間俺は驚いた。

監督がいない。そして3年生5人。

その状況を見ながらでも入部届けを出しに行った。その時先輩は「これで1年生9人か〜。

今年はよく来てくれるな」

そして翌日集合があったその時自己紹介した俺は自分の目標を甲子園全国制覇と言った。

そして次の田村純君が「僕の目標は中村君と同じで甲子園全国制覇と言った」

俺は驚いた。俺と同じ甲子園全国制覇を目指している人がいる事を。


翌日1年生の能力を判断するためのテストが行われた。俺は自慢の150キロのストレートと2種類のフォークを投げた。凄く驚かれた。その後のバッティングでは、20球のうちヒット18本の内5球をホームラン確信のあたりを打った。ショートの守備では50球の内エラーゼロだった。アピールは出来た。あの田村君もバッティングで20球の内20球全てをホームラン確信のあたりを打っていた。守備では50球の内許した盗塁はゼロだった。凄かった。

4月中旬。

俺は、3年生エースの福本先輩にエース番号を譲り受けた。


その2日後、練習試合に向けてキャプテンの島本先輩が発表したスタメンが3年生3人1年生6人のオーダーだった。

俺は先発だった。

凄く嬉しかった。

そしてキャッチャーは、最近仲良くなった純(田村君)だった。

俺はひたすら球速を上げるのを頑張った。そして試合前日とうとう152キロが出た。

試合当日。

初めて迎えた練習試合。

相手は昨年2回戦敗退の「白山」高校だ。

これから試合が始まる。

緊張とワクワクする感情が混ざっていた。

俺の調子は良かった。

俺はストレートで抑えるという思いだった。

そして、審判の「プレイボール」の合図で試合が始まった。

第2話に続く…




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