応援コメント

キャラクターその②『やたらドラマチックなお婆さん』」への応援コメント

  • 🎶 一帆です。

    間に合わなかった……。

    ****
    「第二セクターまで」
     行き先の第ニセクターは、シティの中心部、いわゆる高級住宅街。僕はエアカーの中で、これから会う彼女のことを思い浮かべる。
     ハルカ クシュルリ。
     今日の相手は七十歳のおばあちゃん。ご主人は火星政府の技術局局長をしていたけど、数年前に他界している。現在、悠々自適の一人暮らし。
    (回答(1) ハルカ クシュルリ より)



    「機械人形」は夢をみるのか
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655530656689


    お題も大幅変更。
    回答も(1)(2)と少し長め。

  • ☆愛宕平九郎☆

    『謎探偵フタヒロ 第三章【Case File】』 (https://kakuyomu.jp/works/16816452219638120621/episodes/16817330656405872769)

    間に合った☆

  • 出っぱなし🍷です。
    ようやくできました!

    ドラマチックなお婆さん『吉原メロウ』

    🍷🍷🍷

     ペルセウス座に属する人工惑星コービーセック19、この星系最大の歓楽街を要する欲望渦巻く暗黒のスペースコロニーだ。
     動力源は太陽光であるが、内部にその光が届くことはない。
     闇の中にギラつくネオンがまるで擬似的な太陽のように永続的に照らし、永遠に眠ることのない退廃的な世界を造り出す。

     私は肩で風を切ってこの暗黒街を歩いている、わけではない。
     ズルズルと重い足を引きずり、このまま泡風呂で身も心も軽くなりたいと現実逃避をしかけているところだ。
     しかし、気持ちとは裏腹に足は目的地へとやってきてしまった。

     鼻息荒いオスたちが通りを埋め尽くしている。
     この通りの建物は全面ガラス張りのショーウインドウで、中には様々な種族のメスたちが艶美な姿で愛想を振りまいている。

     通称飾り窓街、地球本星のオランダ・アムステルダムが銀河無形文化遺産に登録されていることは教科書に載っているほどだ。
     このコロニーの飾り窓街は、そのアムステルダムを模倣している。

     私は「接客中」ではない、カーテンの開いている一室に近づいていった。
     もちろん楽しむためではない、仕事だ。

    「……おや? 交渉していないのに勝手に入ってきたらダメじゃないかい、お兄さん?」

     部屋主である老婆が室内に一歩踏み出そうとする私を見咎めた。
     上半身は老婆だが、下半身は蜘蛛、アラクネというモンスターと化している。
     これも『変態細胞核』の力によるものだ。

    「とぼけないでくれよ、吉原メロウさん? 今日が回収日だって分かってるだろ?」
    「……何だい、アンタだったのかい、関川さん? こんな忙しい稼ぎ時に来るなんて営業妨害だよ!」
    「稼ぎ時、ね。この街は年中無休、一日中開店営業状態じゃないか。それに貴女はココに住んでいるのだから、他に会える場所は無いでしょう?」
    「へん! アンタらがあたしから家も何もかも取り上げたせいじゃないかい! ……うう、こんな老骨にまで体を売らせてどこまでも搾り取ろうなんて、アンタらは血も涙もない悪魔だよ、シクシク」

     今度は泣き落とし、やはり一筋縄で行く相手ではない。

    🍷🍷🍷

    続きはこちらです

    https://kakuyomu.jp/my/works/16817330655497764845/episodes/16817330656302172433

  • 🍻霧野です。遅くなりましたー!
    おまけにまだ皆様の作品を1文字も読めておりません。これからゆっくり読ませていただきます。

    以下、一部抜粋しました ↓


     その家は閑静な住宅地に佇む豪奢な一軒家だが、よく見るとかなり古びていて、半開きになった黒い鉄製の門扉には錆びが浮いている。伸び放題の生垣に囲まれた前庭、植え込みの低木からは雑草が突き出して小さな花を咲かせていた。


    「門のインターホンは壊れてるんで、直接入っていいそうです」

    「八宇情報によれば、昔は舞台女優だかで羽振り良かったらしいけどねぇ…」


     目地から雑草が覗く短いレンガ小道を進み、玄関のベルを鳴らす。キンコ〜ンというクラシカルな音の後に、頭上から歌うような声が降ってきた。


    「ドアは空いてるわ、入っていらして」


    今回もお題を少し改変しております。
    続きはこちらからお願いいたします。
    https://kakuyomu.jp/works/16816452220246177194/episodes/16817330655684767494


  • 編集済

    🎹黒須友香です。
    ドラマチックお婆さん、投稿できました。
    今回の楽器はチェロです。よろしくお願いします♬

    あなたの「音」、回収します
    風の翼の乙女(1)(2)
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655422949376

  • 🐤小烏 つむぎです。

    前半「煮売り屋 お寅」
    *******************
     さてさて、「花のお江戸は八百八町」とか申します。
    これはその広い広いお江戸の一角にある小さなお稲荷さんの噺《はなし》でございます。
    *******************
    始まりは第一話と同じです。
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330655401697734



    後半「お寅 恩を踏み倒しそこねる」
    *******************
     お寅婆さんのやっている煮売《にう》り屋「久《ひさ》や」は「叶え稲荷」から目と鼻の先、通りをひとつ横切ったところにある。
    ぷらぷら歩いてもそこいらの子どもがくちゅんとくしゃみをしている間に着いちまう。
    *******************
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330655401731574

    よろしくお願いします!

  • 📞久里琳です。

    ドラマチックなお婆さん……たぶん今まで描いたことないし、描こうともしていませんでした。日々勉強ですね。

    ーーーーーー
    「金は?」
     ガラス戸を開けた婆さんが皺だらけの顔をしかめる。わたしは気にせず中に入る。
     後ろ手で戸を閉めると、建て付けのわるいガラスが乾いた音をたてた。
    「出てっておくれよ、今日は亭主の命日なんだ。こんな日ぐらいは年寄りに心静かな一日をプレゼントしてくれたっていいだろ?」
     婆さんの文句を無視して、わたしは靴を脱ぎ上がる。耳などもたないように。

    続きはコチラです ↓ ↓
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655546314431/episodes/16817330656120405729

  • 🥎銀鏡怜尚です。

     次の顧客の住まう場所は高級住宅街の一角。小高い丘陵地帯から、海を望むようにして建っている。荘厳な門構えに電動式カーゲートに納められた外車。青々とした立派な庭園に対比するように、近代的なガラスバルコニーを構える家もざらにある。
     この一帯の住民層は、一般庶民のわたしには縁がないことがすぐ分かる。

     今度の依頼人もそうであれば、延滞金の支払いなんて造作もないことだろう。

    「美根藤夜。68歳の女性だ。宝石・貴金属店『美銀堂』創始者、故・美根碧瑚の夫人だ」
     想像どおりの富豪である。であれば、さしづめ憑依者は、亡き夫というところか。


    続きはこちらです⇩
    https://kakuyomu.jp/my/works/16817330655520134760/episodes/16817330656177129183

  • 🌸悠木柚です。

    お婆ちゃんとは年老いた女性をさすことが多く、それに照らし合わせれば84歳の梅乃は正しくお婆ちゃんと呼べる存在だった。明るく温厚で誰からも好かれている彼女の評判は良く、『あんな年のとり方をしたいわ』と、よく近所の主婦たちに噂されている。しかし梅乃自身は自分をお婆ちゃんだと思ってはいない。なぜなら彼女は転生者。155センチほどの身体には異世界で深淵の大魔女と呼ばれ万年を生きた化物が宿っているのだから。



    「梅乃さん、お久しぶりです」
    「あら関川さんじゃないの。昨日ぶりかしら」
    「12年ぶりですね」
    「まあ、どうしましょう」

    いや、お前絶対覚えてるだろ。普通12年ぶりに会った相手の名前なんて咄嗟に出ないぞと激しく思った。申し遅れたが私は関川二尋。神の使徒で、一流の転生斡旋人でもあり、悠久の時を生きている。彼女が大魔女なら私は大天使。どこにも引けを取る箇所は見当たらない。なんなら股間のドラマチックは一般男性の平均を凌駕するエキゾチックなドラマチックで、人間如きに話の駆け引きを楽しまれる筋合いはない。とはいえ私ほどの人格者になればそんなことをおくびにも出さずコミュニケーションをはかるのも容易い。

    「ああ、すまんね。まさか普通にボケ老人を装っているとは思わなくて。私の用事は12年経ったからさ、ほら、アレを払ってもらおうと思って」
    「アレですか……」
    「そうアレさ。分かるだろ?」

    転生12年目ごとに発生する転生税。転生の際に貸し与えた《世界を渡る魔力》をリボ払いでちょっとずつ回収し、転生者が死ぬまで搾り取るのも私の仕事に含まれる。ぶっちゃけ今回の相手はこれまで六回も徴収してるので元は充分取れているのだが、それはそれだ。

    「じゃあ目を瞑ってるから……」

    そう言って梅乃さんは頬を染めながら顔を少し上に向けた。

    キス待ち……。

    その背には桜の花びらが舞い散り、春の訪れを告げている。どこからともなくケツメイシの歌が聞こえ、否が応にも気持ちの高ぶりを誘う。

    ――――脳裏に在りし日の淡い思い出が蘇り、一際大きく鼓動が鳴り響いた。まだ俺が人間だった頃、悠木柚が佐月詩で侘助ひまりが陽野ひまわりで高尾つばきが隠居せず、雹月あさみはコツコツ毎週更新を続けるトイレ愛好家で、北乃ガラナがウランでも食って気が狂れたんじゃないかと思うくらい元気に暴れ回っていたあの頃の記憶。あのときの俺達は確かに輝いていた。あのときの俺はアトランティスのつまようじで世界を獲ると息巻いていた。あのときのカクヨムは確かに俺達が回していた! それ以外にも色褪せていた思い出の欠片が存在感を増し、濁流のごとく押し寄せる。ヤクルト容器、チェッカーズ、厨二SS、若君、モノカキ告解室、モノノ怪。漲る、漲るぞ俺のパトス。こんなに充実したのはいつぶりだろうか――――

    ――っと、危うく堕ちるところだった。俺くらいの魔法抵抗力がなければイチコロだっただろう。

    「何ナチュラルにキス待ちしながら精神魔法つかってんだ! 転生税だよ転生税」
    「分からないの、何もかもが思い出せない」
    「ドラマチックな台詞挟んでくんなや! 一周回ってボケ老人だから仕方ないって納得しかけたわ! 借りたら返す、それ世界の常識じゃん」
    「でも私の魔力を払うと、お隣の文太さんや筋向かいの健さんにかけていた『魅了魔法』が一時的に解け、『ここ数十年諦めてたんじゃが梅乃さんに出会って若いときの漲りが復活したぜよ的な男の自信』が滞ってしまい、彼らのやる気と持続力を萎えさせてしまうわ……」
    「お前、元大魔女だからって何してんだよ!」
    「全ては自信を失くした彼氏達のために」
    「良い感じに聞こえるけど、有り体に言って84歳現役愛人とか心筋梗塞を心配するレベルだからな。普通に茶菓子友達として接しろよ、ゲートボールとかやれよ」
    「私はお婆ちゃんだから、もうこの世にしがらみは残したくないの!」

    愛人活動してる時点でそれは無理なのでは……とも思ったが魔法が切れるとその記憶も消えることを考えれば道理にかなっているのか。確かに老い先短いお婆ちゃんにしがらみを強要することはできない。しかし彼女は元大魔女。魅了魔法なんて使わずとも、もっと色々できたのではなかろうか。

    「物は相談ですが関川」
    「うん?」

    上から目線で呼び捨てにされたことを全く気にしてない風を装い、私は話を聞く態勢に入る。こういったスマートな態度で女性と接することがパブリックイメージを維持する秘訣なのだ。

    「3日だけ待ってもらえませんか」
    「その3日で何が変わるのかね?」
    「ご近所の彼氏全てに一週間分のやる気と持続力と私への愛を忘れられなくする強力な魅了魔法をかけ直すわ」

    そこが落としどころか。魔力の取り立ては何も彼女だけにしていることではない。ここであれやこれやと問答するのは時間の無駄だ。

    「分かったよ。3日だ、それ以上待てない」
    「ええ、目を瞑ってるから……」

    だから誰得でもないキス待ちとかいらないんだよ! と思ったが、私は敢えて言葉にしなかった。

    3日後、無事に魔力の回収を終えた私は天界でスプラを楽しんでいた。世界を俺色に染める作業、楽しい。未来視によると数年後、梅乃さんの近隣からなる絶倫お達者クラブが政党『梅の会』を立ち上げ、『若いもんがやった失政の尻拭いは大人の仕事じゃけん』をマニフェストに掲げて自民党を蹴落とし日本の行政を正常化させるのだが、それはまた別の話。

  • 🐦宮草はつかです。
    冒頭一部掲載して、続きのURLをはります。

     あぁ、もう嫌だ。胃が痛くなってきた。早く帰って水浴びがしたい。

    「あたしゃね、もともとこの地にいなかった生き物なんだとさ。人が勝手に連れてきて、野に放って増えたと言われているさね。でもね、あたしゃ、ここで生まれ育って、ここが故郷なのさね。けれども他の連中に、お前はよそ者だよそ者だと罵られ、石を投げられ、追い出され。あら、悲しいや。およよよよ……」

    続きはコチラから→
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655330297036/episodes/16817330655742555033

    (お題も一部改変しました。)


  • 編集済

    🍜はらだいこまんまるです。
    今回はお題を改変しました。

    「キミィ、お笑いは好きかね、キミィ」
     唐突な問いかけに疑問を抱いたが大山部長は幸いなことにゴキゲンのようだ。
     天使の笑みを浮かべながら回転式拳銃のシリンダーをくるくると回している。
     わたしは銃火器には疎いけど海外ドラマで見た覚えがある。
     白いグリップにハンマーのイラスト付き44マグナム。
     すなわち『俺がハマーだ!』のマギー。

    続きは、
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655255401967/episodes/16817330655522601898
    にて。