第2話 4月2日のあなたへ

お誕生日おめでとう!

今日はなんて暖かい日だったんだろう。


あなたが生まれたこの日もこんな風に暖かかったのだろうか。きっとそれは遥か彼方の記憶で、もう覚えてはいないのかもしれないけれど。

あなたの産声を確かに抱きとめた誰かが居た。

その手の温もりをもしかしたらいつの日にか思い出す事があるかもしれない。



今日から始まるあなたの新しい一年がとても素敵に溢れますように。

あなたが生まれてくれた日、

この素晴らしい奇跡にありがとう



あなたの幸せを願っています




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