第14話 写

ある日のこと

彼女とデートの約束をしていたのですが、


自分の凡ミスで原因となり残業をすることになったのです。


彼女には一応メールで謝っておこうと送りました。


「終わったら会おう」という一言で


安心して仕事をしていると途中で手伝ってくれてた先輩も

帰り、オフィスでは一人もくもくと仕事をしていました。


もう22時を超えていました。


あわてて彼女に電話をかけたのです。


『いや!』


ふとひらめいて

携帯のテレビ電話でかけることにしたのです。


携帯の画面には愛しい彼女の姿が映し出されたのですが

突然、彼女が怒りだして電話を切ったのです。


「なんじゃらほい!」


と思ったのですが理由も分からず途方にくれていると

彼女からメールが


「残業とか嘘でしょ?隠していたけどチラッとあなたの後ろにいた女は誰よ?」


それからも

彼女に誤解をといてもらおうと思い、なんとか疑いが晴れました。



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