キス♡
紗耶香を部屋に連れて行った後・・・
私はめぐみ君の布団にもぐりこんだ、
たぶん、ペイペイちゃんと紗耶香にちょっと嫉妬したこともあるんだけど、めぐみ君と一緒にいたい、その衝動が私を突き動かしたのだった。ただ、残念だったのは、めぐみ君が爆睡していたこと、そのことはかえって私を安心させた。だから、不覚にも私も熟睡してしまった、めぐみ君の
「おはよう」
その言葉を聞くまで、というわけで、めぐみ君に起こされた私
「おはよう」
と辻褄を合わせたまでは良かったのだが、私は何ごともなかったかのように自分の部屋に戻ることになった。めぐみ君・・・さびしいよ。
私の切なる視線は届かなかった。
けど、その寂しさか
「わかったわ・・・でも・・・キスしていい?」
私の一言にめぐみ君はそうとう動揺していたのだけど、彼は、右の頬を出してきた
残酷な天使のテーゼ、瞬きをしている私を無視する
ほとばしる熱い思いが、彼の頬をなぞることに
この空に抱いた私が神話になるならとそのまま彼を押し倒した、
その行動にめぐみ君は目を白黒していたけど、もう後ろに戻ることはできない。彼を押し倒したまま彼の頬にそれらた手は固定したまま、私の唇は彼の唇へ直行していった。
そして・・・
彼の唇の感触が私の唇に伝わってきた。
ムニュリりと伝わる感触
そこから伝わるほのかなぬくもり
全身に衝撃が走ってきた
でも
やめられない。
心ではそれ以上のことを求めている
驚いている彼を冷静にわかっている私
それが
無念
なんだけど
唇のぬくもりが
きゃん・・・
サイコー
本当に
サイコー
乙女な心
もっと先を求めているんだけど
ドキドキ感は
半端ない
初体験の私には
めぐみ君
愛してます
本当に
私のすべてをあげます
そんな誓いができた
そんな最高の日だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます