キス♡

紗耶香を部屋に連れて行った後・・・


私はめぐみ君の布団にもぐりこんだ、


たぶん、ペイペイちゃんと紗耶香にちょっと嫉妬したこともあるんだけど、めぐみ君と一緒にいたい、その衝動が私を突き動かしたのだった。ただ、残念だったのは、めぐみ君が爆睡していたこと、そのことはかえって私を安心させた。だから、不覚にも私も熟睡してしまった、めぐみ君の


「おはよう」


その言葉を聞くまで、というわけで、めぐみ君に起こされた私


「おはよう」


と辻褄を合わせたまでは良かったのだが、私は何ごともなかったかのように自分の部屋に戻ることになった。めぐみ君・・・さびしいよ。


私の切なる視線は届かなかった。


けど、その寂しさか


「わかったわ・・・でも・・・キスしていい?」


私の一言にめぐみ君はそうとう動揺していたのだけど、彼は、右の頬を出してきた


残酷な天使のテーゼ、瞬きをしている私を無視する


ほとばしる熱い思いが、彼の頬をなぞることに


この空に抱いた私が神話になるならとそのまま彼を押し倒した、


その行動にめぐみ君は目を白黒していたけど、もう後ろに戻ることはできない。彼を押し倒したまま彼の頬にそれらた手は固定したまま、私の唇は彼の唇へ直行していった。


そして・・・


彼の唇の感触が私の唇に伝わってきた。


ムニュリりと伝わる感触


そこから伝わるほのかなぬくもり


全身に衝撃が走ってきた


でも


やめられない。


心ではそれ以上のことを求めている


驚いている彼を冷静にわかっている私


それが


無念


なんだけど


唇のぬくもりが


きゃん・・・


サイコー


本当に


サイコー


乙女な心


もっと先を求めているんだけど


ドキドキ感は


半端ない


初体験の私には


めぐみ君


愛してます


本当に


私のすべてをあげます


そんな誓いができた


そんな最高の日だった。




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