第7話


 「何があったの??」


クラスに居なかった川上さんを含めたメンバーが入ってくる。


 俺は一人を睨みつける。


 そして、川上さんが俺の方に来る。


 まぁ俺以外は怯えてるからな、そりゃ俺が怪しいに決まってる。


 「アンタここで何があったの?」


「喧嘩だよ。」


クラスは全員が俺をみる。半分は怯えて、半分は呆気になってる。


 「どんな?」


「それはね、」


俺は関節を折ったやつともう一人を適当に名前を出す。


 「木下さんと、川宮さんが喧嘩して」


「ちが・・・!」「そい・・・!」


二人に遠距離の攻撃をした。


 物凄い汗と、お腹を抑えて二人は


 「そうだ、俺達が喧嘩して巻き込んだ」「ぁあ」


「へぇ、と言うかクラスがこんななのに、やっぱりアンタって意外とタフよね。」


こんな、怯えてる平然としてる川上さんも十分タフだよ。(俺がしたが)


「とりあえず先生を呼んでくるわね」


「お願い」


そして、俺は先程のメンバー達に頭に発信した。


 【話を合わせないと、地獄見させるよ】


面白かった。クラスの一部の人が一斉に表情を変えた。

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