第7話

「うん。私の秘密基地よ。すごいでしょ?」


美月は満足そうに言った。


「すごいというか、危ないというか……」


俺は言葉を失った。


「大丈夫よ。私が案内してあげるわ」


美月はそう言って、俺の手を引いた。


「ちょっと待ってよ……」


俺は抵抗したが、美月に連れられてしまった。


美月は俺を秘密基地の中を案内した。


秘密基地の中には、色々な発明品があった。


「これは私が発明したものよ。全部私のオリジナルなの。どれもすごいでしょ?」


美月は自慢げに言った。


「すごいというか、信じられないというか……」


俺は言葉を失った。


「あなたも何か欲しいものがあったら言ってね。私が作ってあげるわ」


美月は優しく言った。


「いや、別にいいよ……」


俺は断った。


「そう? 残念。じゃあ、これを見て」


美月はそう言って、一つの発明品を指さした。


それは、大きな円形の装置だった。装置には、色々なボタンやレバーが付いていた。装置の中央には、空間が歪んでいるように見える部分があった。


「これは何だよ?」


俺は疑問に思った。


「これは私が発明したものよ。私の最高傑作なの。これは……」


美月はそう言って、ドラムロールをした。


「タイムマシンよ!」


美月はそう言って、にっこり笑った。


「タイムマシン!?」


俺は驚いて叫んだ。


「そう。タイムマシンよ。これで過去や未来に行けるの。すごいでしょ?」


美月は誇らしげに言った。


「すごいというか、ありえないというか……」


俺は言葉を失った。


「ほら、信じてない顔してる。私が証明してあげるわ」


美月はそう言って、装置に近づいた。


「ちょっと待ってよ……」


俺は止めようとしたが、間に合わなかった。


美月は装置のボタンを押した。


すると、装置が動き出した。


装置から光が放たれた。光が俺と美月を包んだ。


「えええええ!?」


俺は叫んだが、もう遅かった。


俺と美月はタイムマシンに乗って、時空を超えてしまった。


俺と美月はタイムマシンに乗って、時空を超えてしまった。


タイムマシンの中は、色々な光や音が飛び交っていた。俺は目が回りそうになった。


「どうしてこんなことになったんだ……」


俺は涙目になった。


「楽しいでしょ? 私たちは時空の旅人よ」


美月は嬉しそうに言った。


「楽しいというか、怖いというか……」


俺は言葉を失った。


「大丈夫よ。私があなたを守ってあげるわ」


美月はそう言って、俺に抱きついた。


「ちょっと離れてよ……」


俺は抵抗したが、美月に抱きしめられてしまった。


美月は俺を抱きしめながら、タイムマシンの操作をした。


「さあ、どこに行こうかな。過去に行く? 未来に行く?」


美月は楽しそうに言った。


「どこにも行きたくないよ……」


俺は泣きそうに言った。


「そう? 残念。じゃあ、私が決めてあげるわ」


美月はそう言って、タイムマシンのボタンを押した。


すると、タイムマシンが加速した。


タイムマシンから光が放たれた。光が俺と美月を包んだ。


「えええええ!?」


俺は叫んだが、もう遅かった。


俺と美月はタイムマシンに乗って、別の時代に飛んでしまった。






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