第56話

 

 「危ない!!」


その人は私を守ろうとして、階段から落ちた


 「大、大!!」


私は何も言えずにただずっと見ていた。


 「大!!」


私を助けてくれた人は命が助かったみたいだ。


「大!!無理してもう!!もう!」


「ごめんーー。あ、そういえば君は」


「わ、わわ、たしは貴方に助けられて」


「そうだっんだ。良かった無事で」


 彼は私のことを助けて大怪我したのに、私のことを見て心配してくれいた。









 それから、私はお見舞いに行くようになり、罪悪感で落ち込む私に優しい言葉をかけてくれる。彼が好きになって居た。





 けど、彼には彼女がいた。


 それに元から怪我させてたのも私のせいだ。だから私には彼の横に立つ資格はない。 そう思った。



 そして、彼は退院した。



 


 彼との関係は続いた。ただ彼女さんの方が浮気とか心配でいつも一緒だった。しょうがないと思ったし、彼も彼女さんが望む通りにしてあげたいと願って居た。


 ただ罪悪感を感じてる私が心配で、彼女さんほっとけと言って居たらしいが、それだけは彼女さんに断ったらしい。



 そして、ある日、二人は別れた。


 理由は彼女さんの浮気だった。



 彼はとても落ち込んでいた。


 正直彼には悪いが、私にはチャンスがやって来たと思って嬉しかった。


 そして、私は彼に告白してokをして貰えた。


 私達は幸せだった。


 だが、事件は起きた。それは女の子を庇って大ちゃんが死亡した。

  ーーーー

よろしければご覧ください

彼女と別れて虐められ、妹が病死して、母も亡くなって、俺は壊れたからもう遅い

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