第12話 流行り物
毎日エッセイ! とはいえ、ネタがないので悩みながら、今日のテーマは流行り物。
流行り物は特に好きでもないのですが、嫌いとまでは言えず苦手ではありますが、時間つぶしには良く、流行っているから目に入る機会も多いです。
頭を使わなくても内容がわかるので病院の待合のような流し読みには便利だから、時間がない時ほど目にしているかも。
無料小説サイトさんでは一作が流行ると、それに酷似したちょっとひねりの作品がブワーッとあふれる傾向が強いので、それに対しては特に何も思いません。
もうちょっと運営さんも工夫して、それ以外のオリジナル色の強い作品をスコップする方法があるといいな、とは思うぐらいです。
とはいえ、流行りだから似たものばかりでも仕方ないなぁと思っていたのは、アマチュアさんとめざせ商業さんの玉石混合状態で、そんなものだと認識できていたからです。
最近ではそうとばかり言えないので、ちょっと認識を改めつつあります。
と、いうのも公式さんが商業作品として、異世界転移・転生を率先して始めたからです。
「異世界小林幸子〜ラスボス降臨!」や「マツケンクエスト~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~」は、すげぇ! と思って爆笑して見ていました。
でも、その後に公式からスピンオフで「ルパン三世 異世界の姫君」や「ドロンジョさまは転生しても悪役令嬢のままだった」を販売されているのを知って、なんだかなぁと寂しくなりました。
でも、これらは公式キャラが公式キャラのままでの異世界転移なので、IFとしては有りなのかな? 悩ましいけど。と思いつつ。
Web小説の定番である、一般人が最愛の作品に死亡後に転生するタイプの「今日からCITY HUNTER」に出会って、凹みました。
なんというか、公式がやる事ではないよね、という気持ちが大きいです。
同人誌や二次創作で萌え萌えしてキャッキャうふふしている楽しみ方に、商業ベースの公式が参戦って、なんというか創作として貧しい気がしました。
面白いかどうかというのは、わかりません。
好みではないというだけなので、金を出してまで見る気にはなりませんでした。
つまらないわけじゃないけど、pixivとかに顔を出せば萌えのあふれる、もっと解像度が高い作品があるので、かなり見劣りするというか。
公式に求めているものは、そこじゃない。
新しいものを生みだす力が無くなっているのでしょうか。
ゼロから創り上げるって、売れるかどうかわからないというリスクも大きいから、安易に固定ファンがついている既存作に頼りたくなるんだろうな。
とはいえ、小林幸子様やマツケン様には惹かれるというか、紙本も出たことを知って、グラグラと気持ちが揺れています。
このお二人の物語は、異世界転移を無事に終了して、楽しい完結を迎えてほしいなぁ~なんて思っています。
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