養護施設「自由の森」（詩集）

第297話 遠足みたいなもの

　外食があるくらいですから、何かのイベントでお出かけするようなこともありましたね。

　招待されてプロ野球やプロレスを見に行くとか。

　そんなのもありました。

　これは、第三者が絡んでいるもの。

　この他にも、自由の森自らの企画の遠出もありました。

　夏は、海水浴やキャンプ。

～　８月の詩を見てね。はしかで行けなかった少年の巻。

　あれは、さすがにクルマでは難なので、列車に乗って出かけたはずよ。

　こういう行事は、好きなのね、自由の森って。

　冬はと言うと、スキーが１度だけあった。

　それから、移転後の年の２月に、岡山県高梁市のワンダーランドに日帰りってのがありまして、これは、その寮だけでの実施。マイクロバスを借りて、日曜一日潰してね。

　ここまで大掛かりじゃないけど、思いついたように何人かを連れて釣りに出かけるとか、そんなのもありました。

　とにかく、群れさせることに血道をあげていたかのような当時の自由の森。

　外食に遠足、そこまで出なくても、まだまだ、この手の話はあったよ。

　次も、もう少し行ってみよう。

ってわけでね。