第279話 帰ってきたり、どこかに消えたり
正月明けの4日。あちこちで仕事始めです。自由の森は、ずっと業務が続いておりましたっけ。年中無休。生活が仕事だ。無理もないよ。
さて、この時期の自由の森、人の出入りが結構あります。
まず、帰省先から帰って来る入所児童。つまり、子どもたち。
それから、少し遅れた正月休みを取得する職員。
他にも、少し遅めに帰省する入所児童もいます。
それから、早めに休んだ職員の復帰。
この時期の自由の森は、宿泊を伴う入退出が激しくなります。
帰ってきたり、どこかに消えたり。
だけど、お休みは今日を入れてあと4日。始業式は、8日。
夏休みの最後の4日は短く感じるが、冬休みの4日は、そうでもない。
なぜだろうか。
長期間休める夏と違い、冬は、そうそう休めない。
なんせこれから3か月、次の年に向けて進まなければいけないからね。
さて、来年、もとい今年、自分の行く末はどうなるのやら。
本当に、先が読めないこの時期。
でも、3か月後には、何らかの結果が出ます。
これから、疾風怒濤の3か月が始まります。
もはや、部屋の中の人間関係とか、そんなこと、
よもや! 言っていられない段階に入ってきました。
気休めにもならないような掛け声をかけるともなく、
自由の森の時間は、春に向けて進み始めます。
さあ、とにかく、前に向って進んでいこう! ってかー!
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